COIN TOKYO

  • 2018/02/16
  • 2018/02/16
  • コイン東京編集部 新崎優太

【祝】ビットコイン100万回復、次のチャートの節目や今後の相場観について

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去年の12月18日まで上昇トレンドを形成し、最大226万円台まで上昇したビットコイン/円ですが、その後、今年の2月6日まで下降トレンドを形成し、62万円台にまでその価値を落としました。しかし、その後は陽線を形成、徐々に上昇し、2月15日には100万円という節目にまで回復しています。2月6日の62万台を最下値とし、上昇傾向を見せているビットコインは今後どのように動いてくるのでしょうか。

日足・フィボナッチラインから見る

日足でまずはみてみます。下降トレンドが始まった1月7日の202万円台から、最下値の2月6日の62万円台まででフィボナッチラインを引いてみると、黄金比率と呼ばれる61.8%の数値は115円台となります。今後115円台でどういう動きを見せるか注目が必要です。仮に115円台を抜けた場合、強い上昇トレンドラインと考えられるかもしれません。

日足・一目均衡表から見る

徐々に陽線を続けている日足ですが、小陽線の連続であり、レンジ相場に近いものがあります。また、一目均衡表の基準線の向きも、まだ上昇方向に反転されておらず、陽線も基準線よりも下にあり、雲もまだまだ上に存在しているところから、節目に到達した現在も、まだ油断ならない状況ではあると考えられます。しかし、まだ上昇トレンドとしては不安定要素が強い相場ですが、日足が基準線を上回るタイミングが近く、遅行線からみても、日足を追い抜くタイミングは近いと言えます。また、転換線も基準線をオーバークロスする方向に向かっている為、近々強い上昇トレンドの相場観を感じられる可能性が高いため、要確認していく時期ともいえるでしょう。

日足・SMAから見る

SMAからみても、25日移動平均線及び10日移動平均線の向きは下降線を形成しています。15日でビットコイン/円が100円台に到達し、25日移動平均線とようやく重なっています。更に10日移動平均線は若干上昇の向きに切り替わろうとしている為、ゴールデンクロスを形成するタイミングが近い可能性があります。

トレンドの今後の相場観を考える

12月から下降を始めたビットコインも、2月6日の時点で、長い下ヒゲを伸ばした陽線を形成し、下落の底値となったと考えられます。その後徐々に小陽線を続けている現状ですが、上昇トレンドとして判断するにはまだ弱く、買いと判断するにはまだ不安要素が強いと感じます。しかし、強気の上昇トレンドと判断できるサインが近づいている段階でもある為、数日間の値動きはしっかり確認し、上昇ラインが強まるタイミングを見逃さないようにしなくてはなりません。

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