COIN TOKYO

  • 2018/02/22
  • 2018/02/22
  • コイン東京編集部 新崎優太

【チャート分析】上昇トレンドだったビットコインが21日に反転、今後どうなるか?

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2月中旬より上昇トレンドに乗って順調に価格を上げているビットコインですが、2月21日に一度反転し、127万円台から116万円台まで値を下げています。2月19日~21日までのビットコインのチャートを振り返っていきます。

時間足チャート(BTC/JPY)

まずは1時間足チャートから確認していきます。前回のテクニカルチャートから、19日を頂点とした上昇ペナント型のチャートが形成されていると説明しました。上昇ペナント型は強い上昇トレンドシグナルです。その後の相場は、このシグナル通りの動きを示し、19日から再び価格を上昇させているのがわかります。再度順調な上昇チャートを作ったBTCは、本日21日に127円台を目処に反転、一度下落しています。

今回ぶつかった127円台という価格は、2018年の1月24日~28日の期間で、何度も更なる上昇を試した価格です。しかし、その全てが上昇トレンド形成にはならず、反発を繰り返しながら下降トレンドへと移行されてしまいました。この背景から考えると、127万円台の壁は厚く、今後も下落幅は定まりませんが、反発する動きを見せてくる可能性があるでしょう。仮に突き抜けた場合は一気に上昇する可能性も考えられます。

日足チャート(BTC/JPY)

続いて日足チャートをみていきます。現在は時間足チャートで説明したように、1月下旬からなる127万円周囲の上値抵抗線にぶつかっている段階です。更に12月中旬からみられるレジスタンスラインにぶつかっているようにもみえます。そのため、今後は一度反発が起きる可能性も十分に意識しておいたほうが良いでしょう。

上昇トレンドのサインとしては遅行線が日足を遂に抜けようとしている状況です。仮にこのラインが抜けた場合いは上昇フラッグ型の形成となり、一気にチャンスと考えられます。その場合、次の目安となるのは、節目である130万円台と一目均衡表の分厚い雲にあたる135万円台が意識されるでしょう。

ビットコインの今後の相場は?

レジスタンスラインに到達している21日の価格は、突き抜ければ上昇フラッグ型の完成となりますが、反発も十分に考えられる、上にも下にも大きく動く可能性のある、ターニングポイントともいえるタイミングだと考えられます。今後の動きに合わせて順張りする考えも持ちながら、トレードを行うのが良いかもしれません。

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