COIN TOKYO

  • 2018/02/23
  • 2018/02/23
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビジネススクールで仮想通貨による学費支払いが可能となる

このエントリーをはてなブックマークに追加

ESMTベルリン(European School of Management and Technology)の2人の学生は、ビジネススクールが2016年12月に仮想通貨で授業料を支払い方法として受け入れ始めて以来、すでに授業料を支払い終えたと、ESMTのCFOであるジョージ・ガーリック氏はCryptonews.comに語りました。

“ベトナムから来た学生の1人は、電信送金が困難のためにビットコインを使い、ブラジルから来た学生も同じ方法で支払い終えました”と付け加えました。

仮想通貨を支払いに受け入れるという取り決めは非常に実用的なものでした。ESMTの学生の約85%が海外から来ており、これにはブラジル、ベトナム、ジンバブエなどの非EU諸国が含まれます。したがって学費を払う際には、時間がかかり、かつ手数料も高くつきます。

ガーリック氏は、“私は2016年5月に開催されたブロックチェーンコンテストの授賞式でビットコインのコンセプトを知りました。私は早速試し始め、まずは少量を取引しビットコインの送金を試しました。そしてそれらを取引所に送って売る事により、確実に支払いが機能することがわかったのです”と説明しました。

私立の教育機関は、ビットコインを受け入れることだけに留まらず、イーサリアム、ライトコイン、ダッシュでも授業料を支払うことができます。

しかし、それはESMTにとって簡単な手続きではなく、非常に困難がともないました。ドイツ最大の仮想通貨取引所Bitcoin.deは、当時学校機関を顧客対象として扱っていなかったため、クライアントとしてESMTは受け入れられませんでした。

“彼らに却下された後、私たちは米国の仮想通貨取引所Krakenに打診しに行きました。Bitcoin.deが私たちを受け入れないのはあまりにも残念な事で、個人としては口座を作れるが、機関を顧客としては受け入れられないと言われたのです”とガーリック氏は述べました。

彼は、ESMTは仮想通貨の波にさらに乗ろうとしていると付け加えました。2018年からは、ブロックチェーン、ビットコイン、イーサリアム、ICOなどのついて学びたい学生に、多くのコースが用意されてあります。

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る