COIN TOKYO

  • 2018/02/23
  • 2018/02/23
  • コイン東京編集部 新崎優太

仮想通貨$PAC($パックコイン)とは!?3月のハードフォークでPACから誕生!

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旧PACコインはコミュニティが非常に強く、日本でも人気があり、ツイッターでも盛んに情報のやり取りがされています。第2のXPになる通貨とも言われていました。

旧PACの特徴

2016年12月に公開され、2017年秋には新しい開発チームが形成されました。2018年に入り、第2のXPとなるか?ということで、日本で注目され600%の高騰を見せました。

2018年2月現在時価総額約78億円、仮想通貨ランキングは210位で価格は約0.002円です。2017年前半は時価総額ランキングで1000位あたりの順位でしたので、強い上昇だったと言えます。

ハードフォーク前の今が買い時!?

ハードフォーク前であり、尚且つ価格が下がっている今のタイミングでの購入は、一般的に狙い時と言われているのは確かです。今回のハードフォーク(注1)は3月1日に行われる予定でして、全く違ったアルトコインへと分裂するのです。

(注1)ハードフォークとは通貨のシステムを新しいものに書き換えることで分裂し、別の通貨が誕生することです。

旧PAC→新$PAC

ハードフォークによりDashベースの新通貨[$PAC]が誕生します。旧PAC1000枚と新$PAC1枚との交換が可能になりますが、2018年6月と9月に交換レートが悪くなる(注2)ようなので、交換をご希望の方は早めに交換しましょう。

(注2)
3/1 新$PACと交換開始 1000:1
6/1 交換レート上昇 2000:1
9/1 更に交換レート上昇 4000:1

500,000枚でマスターノード

$PACはPoW及びPoS方式を採用しています。(注3)
通常のマイニングはPoW方式ですが、50万枚以上保有することでマスターノードとなりPoS方式のマイニングが可能になります。

対して$PACには(Proof of Stake)PoSが採用されています。PoSのアルゴリズムは、マイニングするノードが平等に割り当てられます。また、その通貨を多く持っている人に対して報酬を多く与える仕組みです。一番速いノードを選定する工程を省くことにより承認速度が速くなり送金がスムーズに行われます。

(注3)PoWは最も速く取引承認ができるノード(マイニング機器)を選出します。 しかし、その最も速く取引承認ができるノードを選出する工程に、多くのエネルギーと時間を費やすことになります。そして1番速いノード以外は全て切り捨てられるため無駄が生じてしまいます。そこがPoWの弱点です。

旧PACから新$PACへの移行手順

詳しい手順は公式サイトのこちらをご参考ください。
http://download.paccoin.net/Paccoin_Redemption_Instructions.pdf


①Redemption wallet をダウンロードする
②旧PACのデスクトップウォレットを終了させる
③償還ウォレットをインストールして起動する(旧PACと同じデータフォルダ)
④新$PAC walletをダウンロードして起動する
⑤[Request Payment]を押して新ウォレットアドレスを表示する
⑥償還ウォレットから$PAC walletに送金(曜日によって送金アドレス変更するなどの条件あり)

償還ウォレットは6GB近くあるようなので、PCの空き容量にご注意ください。また、旧PACと$PACに互換性はありません。アルゴリズムも変わるので、完全に別物の通貨になります。$PACを購入して、今までの旧PACに送金すると消失します。その逆も同じですので注意が必要です。

【取引所でも換金対応可能】
公式のDiscordの情報によると Cryptopia に入れておけば換金してくれるそうです。

パックコインのまとめと将来性

ハードフォークの際新しいコインの受け取り手順はかなり複雑な作業が必要のため、わからない場合は一度旧PACを売却し、新$PACに切り替わった後に再度購入したほうが良いかもしれません。コミュニティが盛んなPACですが、ハードフォークも控え第2のXPとなることができるか?新$PACに期待したいと思います。

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