2月26日、仮想通貨取引所であるポロニエックスが、アメリカの大手投資銀行Goldman Sachsからも出資を受けているCicleに、約428億円で買収されるというニュースが入り込んできました。Cicleとは、仮想通貨を通じて、モバイル決済等の送金プラットフォームを提供しているアメリカの企業です。
ポロニエックスがCicleに買収されたとのニュース発表後、26日午前中までは100万円台を切りそうになっていたBTCの価格は一気に上昇し、115万円台にまで価格を上げています。4時間足チャートでは、一目雲をもうすぐ抜けきるのではないかという段階まできているのがわかります。このまま上昇を続けた場合、2017年の12月中旬より引かれている下降トレンドの、上値抵抗線である118万円台が意識されることになります。仮に118万円台を抜けた場合、12月からの下降トレンドを突き抜け、遂に本格的な上昇トレンドへの転換のサインとなる可能性があります。
チャートを見る限り、ポロニエックス買収のニュースが、大きな価格上昇の要因とみて間違いないでしょう。更にこのニュースを皮切りに、様々な仮想通貨も価格上昇を果たしています。ではなぜポロニエックスの買収が価格上昇の材料となったのでしょうか?
Cicleは元々、仮想通貨を用いた送金プラットフォームを提供している企業です。更に、アメリカの大手投資銀行とされるGodman sachsや、中国の巨大投資企業のバイドゥからも出資を受けているほどの巨大な企業です。一方買収されたポロニエックスも、大手取引所として有名であり、2017年夏季では仮想通貨市場で最も影響力の高い取引所とされていました。Cicleは、このポロニエックスを買収することで、ポロニエックスの流動性を用いることができます。高い流動性にCicleの送金プラットフォームを合わせることで、今まで以上に世界にCicleのアプリケーションを流通させることを期待しているとCicleは公表しています。つまり今後、更に仮想通貨を通じたアプリケーションが流通されるという期待感から、投資者の買いに繋がったと考えられます。
先日まで価格を100万円台まで、切ってしまいそうな雲行きの怪しい展開だったビットコインですが、買収のニュースにより一気に価格を回復させています。短期チャートでは、一目均衡表の雲を抜け、下落の継続を逃れたビットコインですが、このまま更に上昇を続けていく場合、12月からの上値抵抗線を突き抜け、一気に反転をする可能性があるところまできています。まずは118万円台でどう動くのか様子をみていく必要がありそうです。
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場...
コイン東京編集部 2021/02/27
ビットコイン(BTC)は急落の値動きから揉み合い相場へ切り替わ...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
ネム(XEM)は上昇チャートから強い反落を形成後、揉み合い続く...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
イーサリアム(ETH)は長期的にも下降チャートが続くかどうかの...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
ビットコイン15%の反発を見せるも伸び悩み!ニューヨークダ...
コイン東京編集部 2021/02/25