4時間足チャートをみていきます。2月6日の時点で価格が暴落しているのがわかります。この時期がNANOの流出事件のあった時期です。20ドル台から一気に6ドル台にまで値を下げています。その後、一時的な反発はあったものの、12ドル台より緩やかな下降を始め、あまり値動きがない時期へと変わります。しかし、2月21日よりNANOは再び価格を上昇し始めています。一度上昇したNANOは16ドル台で上げ幅を止め、10ドルまで一度価格を下げているも、再度上昇を試みている段階です。この15~16ドル台は2月6日以前の直近最高値から38.2%の位置であり、丁度フィボナッチの黄金比の価格となっていることがわかります。
チャートをみると2月21日から急に価格を上げているNANOですが、このタイミングで、SNSではNANOについて重要なSNSが発信されていました。それが、コインベースの初期投資家であるGarry Tan氏のツイートです。その内容は「NANOチームが行った、Androidモバイルウォレットへの送金システムを初めて見ました。手数料が高額になっている仮想通貨の中で、即時送金ができ、手数料も無料なNANOはとても民主的なものです。」と発信しています。
コインベース初期投資家の、NANOに対する好印象を感じさせるツイート後、NANOの価格は上昇を始めています。
Garry Tan氏のツイートと、XRBの高騰は同じタイミングで起きました。ここから、Garry Tan氏のツイートで市場が強く反応した可能性が高いです。ではなぜここまで強く反応したのでしょうか?それはコインベースがポイントとなります。Garry Tan氏はコインベースの初期投資家として有名です。そのためGarry Tan氏が評価したNANOは、今後コインベースに上場される可能性があるということです。コインベースはアメリカの大手仮想通貨取引所の運営会社です。コインベースに上場することで、XRBの流動性も十分に上がってくるでしょう。
前例として、2017年12月にはコインベースにビットコインキャッシュ(BCH)が上場されました。上のチャートは2017年11月から2018年2月末までの日足チャートです。コインベース上場が発表された2017年12月にはBCHが高騰しているのがわかります。
著名人による、NANOに対して好印象と捉えられる発信にて、XRBの価値は急激に上げています。同じ2月に流出問題で211億円もの損失が起きたにも関わらず、価値を上げているXRBは、正に世界中の投資家が注目をしている仮想通貨ともいえるでしょう。そのため、今後更に価値を上げていく可能性があります。しかし、コインベースに上場するというのはあくまでも噂レベルの話題です。世間がNANOはコインベースに上場しないと判断をした場合、その価格は大暴落を起こす可能性もあります。また、仮にコインベースに上場できたとしても、利確売りが多い場合も大きく値段を下げる可能性があるため、注意が必要でしょう。
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