ETC/USDの1時間足チャートをみていきます。2018年の1月14日にイーサリアムクラシックはハードフォークを予定していることをSNSで発表しました。この発表後大きく価格を上げていくと考えられていたETCですが、国内の仮想通貨取引所であるコインチェックの不正流出問題により、ETCを含む多くの仮想通貨が大きく下落しました。仮想通貨に対しての不安感もある中、ETCも価格を回復することができず、46ドル台まで上昇していた価格が13ドル台にまで下げています。
2月に入り、13ドル台で反発したETCは価格を順調に回復させていきます。同時期にイーサリアムの価格も反発し上昇しながら価格を回復させましたが、ETC程ではありませんでした。これは、ETCが3月にハードフォークを控えている期待感の表れとも捉えられます。
2月末には42ドル台にまで価格を回復させましたが、ここで再び反発します。長い上ヒゲをつけて陰線が連続し、再び大陽線も出現していますが、価格の上昇とはならない状況です。緩やかな下降トレンドを形成しているETCですが、一目均衡表の雲に支えられ、大きな下落には至っていません。
ハードフォークとエアドロップを控えているイーサリアムクラシックですが、コインチェック不正流出問題以前の価格にまでは回復させることができていません。しかし、日足チャートからみると、2017年12月からヘッドアンドショルダーの形が形成されているのがわかります。ハードフォークを控え、5日までに大きな上放れが起きる可能性が高まるということになります。
次にETC/USDの1時間足チャートをみていきます。2月20日より緩やかに下落しているETCです。しかし3月3日より、久しぶりの大陽線が形成されているのがわかります。価格としては3日に入った時点の価格と比べると、ほぼ差はありませんが、ハードフォークを2日前にして、大陽線を形成したということは今後、エアドロップ目的の保有者が増える可能性を感じさせます。ボリンジャーバンドをみると、上昇する場合は、31ドル台を意識されます。
最近だとZCLやMoneroのようにハードフォークとエアドロップが待ち構えている仮想通貨はハードフォーク直前までは価格を大きく上昇させています。ETCも同様に、エアドロップ目的の保有者が増え、価格を上昇させる可能性は十分にあります。しかしハードフォークが控えている中で、3月3日まで下降トレンドを形成しているという点もあるため、上値が抑えられ上昇しきれない可能性も考えられます。上昇幅にはある程度、目安をつけて取引を行うことをオススメします。
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