COIN TOKYO

  • 2018/03/11
  • 2018/03/11
  • コイン東京編集部 新崎優太

【3/11】 仮想通貨が全体的に価格上昇!リップル(XRP)に焦点を当てて今後のチャートを分析

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3月9日の夜中から10日にかけて、仮想通貨の価格は全体的に上昇しています。金融庁の発表やCFTC、SEFの発表など仮想通貨に対して厳しい取り決めの方向で進んでいる中、いきなり全体的な上昇を始めた仮想通貨は方向感がはっきりしない状態といえます。リップルはどうなのでしょうか?チャートを振り返っていきましょう。

時間足チャート、下値支持線を下回る

XRP/BTCの1時間足チャートをみていきます。2018年3月4日より高騰したXRPは3月5日に0.00009BTCまで上昇しますが、同日にどのまま反転し結果0.00008BTCで落ち着きます。それ以降は3月4日より引かれた上昇トレンドラインを下値支持線として緩やかな上昇をみせていました。

3月9日の夜中には大陽線を形成し、価格の上昇に加速をみせましたが、3月10日で緩やかに下落、下値支持線も突き抜けたところまで下落をみせています。RSIでは売られ過ぎのシグナルはみられておらず、戻り買いのサインとなります。

日足チャート、一目均衡表の雲支えとなるか?

XRP/BTCの日足チャートをみていきます。2018年3月4日より緩やかな上昇をみせていたXRPは、日足チャートで一目均衡表の雲を抜けています。現在下落をしているXRPは一目均衡表の雲に突入しています。3月10日のローソク足は3月4日からの下値支持線を抜け、一目均衡表の雲に支えられている段階となっているため、戻り買いが起きる可能性を十分に感じます。しかし売りの勢いが強い場合、一目均衡表の雲を下に突き抜ける形となる可能性もあるでしょう。一目均衡表の雲を抜けた場合、売りの勢いは一気に加速する可能性があります。

現在の価格より上昇した場合は、上昇トレンドのラインに戻り、再び緩やかな上昇を開始しやすいです。また、今後は上値抵抗線のラインともぶつかってくることになり、その場合、上昇ペナント型のチャートが形作られる可能性があります。その場合は大きな上放れの好機となるため、注意しましょう。

リップルのチャート、今後はどう動くか?

上昇幅は少ないものの、上昇トレンドを形成していたXRPですが、本日上昇トレンドラインを下回る形となっています。日足チャートでは一目均衡表の雲に支えられている状態となっており、上へ反発されやすい形となり、トレンドラインを抜けたローソク足は戻り買いという形で再び上昇する可能性があります。リップルは素早い取引や安い手数料などを武器にした仮想通貨であり、近年の特徴として提携先がどんどん増えてきており、既に100社以上もの提携先を獲得していることが挙げられます。価格自体はまだまだ低いですが、今後も上昇する可能性は十分にあるでしょう。

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