COIN TOKYO

  • 2018/03/13
  • 2018/03/13
  • コイン東京編集部 新崎優太

【3/13】チャート好調の仮想通貨ビットコイン(BTC)、このまま上昇トレンドへと突入するか?

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先週頭より下落が続いていたBTCでしたが、今週末には上昇を試す動きが数回みられていました。本日もBTCを含む多くの仮想通貨の価格は上昇しており、仮想通貨全体の下落に一巡付いたように感じられます。先週末から上昇しているBTCは完全なる上昇トレンドへの転換と判断して良いのでしょうか?チャートをみていきます。

12月からの下降トレンドラインを抜け、勢いのある上昇を示す

BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。3月9日より上昇したBTCは一度、101万円台で反発されてしまいます。しかしその後再び価格の上昇がみられ、現在は105万円台にまで価格を回復させています。現在のローソク足は、12月中旬から引かれた下降トレンドラインを突き抜け、75日移動平均線よりも上にある位置まで上昇しており、上昇の勢いがあることがわかります。今後一目均衡表の雲を抜けきれるかがポイントとなってくるでしょう。一目均衡表の上値は106万円台です。節目である105万円台と雲の上値である106万円台を同時に抜く場合、上昇への勢いは更に強いものだということになります。

赤三平の姿もみられる4時間足チャート、次なる節目の110万円台も意識できる形に

次にBTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。3月11日より短期の上昇トレンドラインが形成されているのがわかります。上昇中のローソク足には赤三平の形もあり、4時間足でも上昇の勢いは強いことがわかります。このまま上昇を続けた場合、4時間足では一目均衡表の雲にぶつかるライン、110万円台が意識されるでしょう。

長期チャートでみると、まだトレンド転換とは判断しづらい

BTC/JPYの日足チャートをみていきます。日足チャートでは、現在のローソク足が一目均衡表の分厚い雲の中にあることがわかります。更に25日移動平均線、75日移動平均線が共にローソク足を上回っているという点もあり、日足チャートからは上昇トレンドに向いていると判断することは時期尚早でしょう。しかし、12月からの下降トレンドラインを上回ろうとする動きは先週に続き連続して起きています。上昇トレンドになったとは言えずとも、上昇へ向かいたい動きが強く働いているということがわかります。

BTCの現在の価格上昇は上昇トレンドへの転換といえる?

時間足チャートでは、価格上昇へのシグナルがいくつかみられており、価格上昇の勢いは強いということが判断できます。しかし日足チャート以降では、まだまだ下降トレンド中と判断することになり、現在の勢いと強い売り圧力のどちらが勝つかが今後のポイントとなります。もし今回の上昇が再度反発され下落したとしても、再び上昇を試す動きがみられた場合、上昇意向への勢いは更に増し、一気に上放れする可能性もあるでしょう。

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