COIN TOKYO

  • 2018/03/15
  • 2018/03/15
  • コイン東京編集部 新崎優太

ゴールドマンサックスの警告:仮想通貨ビットコインが2月の安値を下回るリスクに直面している

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日本時間3月13日(月)にゴールドマン・サックスのアナリストが、ビットコイン価格が2月の直近最低値6,000ドルを下回ると予測したためパニックに陥りました。

ゴールドマンが恐れる衝動的下落

顧客へのメモで、Sheba Jafari氏が率いるゴールドマン・サックス社の技術分析チームは、マウントゴックス破産管財人小林信明氏の最近の売却を発端とする市場の不確実性を警告しました。

ビットコインは、短期サポートライン9,210ドルを下回り、最終的に8,400ドルに近づきました。その間にほとんどサポートが無いため、ビットコインが5,922ドルまで下落する潜在的なリスクに直面している、とJafari氏のチームは主張しました。

Jafari氏がビジネスインサイダー紙に以下のように記載しています。
「このサポートラインのブレイクは、より衝動的な下落をもたらす可能性があるため非常に深刻です。次の有意義なレベルは7,687ドル~7,198ドルにあります。

メディアが過去に報じたように、マウントゴックスの管財人を務める小林信明弁護士はビットコインの大量の売却を12月から実施していました。大量清算が回を重ねるごとにビットコイン価格下落の連鎖反応が伴いました。

BTC / USDは2月6日に劇的に下落して5,922ドルをつけました。ゴールドマン・サックス社によると、小林氏が18,000ドルを売却したわずか1日後とされています。

「この時点で安定させるためには9,322(2月26日低水準)まで回復する必要がありますが、これまで達成できていません。」とJafari氏は語りました。

これ以上売却されないか?

一方、ソーシャルメディア上では、小林氏の次の動きを推測しています。すべてのマウントゴックス資金を売却したわけではないため、今年さらに売却されるか、債権者がBTCで更なる支払いを受けるのかについて混乱が生じています。

小林氏自身も、仮想通貨の界隈から非難されています。小林氏や他のマウントゴックスの関係者は「パニックになり、底をついた」と揶揄されています。

14日時点、ビットコインは9,260ドル前後で取引されています。ゴールドマンを鎮める重要なゾーンに留まっていますが、5,922ドルの安値に続いて価格が12,000ドルに近づいた数週間前の高値からは依然として遠く離れています。

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