COIN TOKYO

  • 2018/03/15
  • 2018/03/15
  • コイン東京編集部 新崎優太

日本企業のアクセルマークが仮想通貨及びブロックチェーン技術を活用したオンラインマーケット事業参入

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3月14日、アクセルマーク公式ホームページより、仮想通貨及びブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテイメント事業へ参入する意向を発表しました。
この発表によりマザーズのアクセルマーク株価は、買い気配となり制限値幅の上限にあたる前日終値比300円(23.1%)高の1601円まで切り上げています。

アクセルマークの事業内容

【モバイルゲーム事業】【広告事業】【and Experience事業】の3事業を柱に展開。【モバイルゲーム事業】ではオンラインゲームとコンテンツの企画開発及び発信。【事業広告】は、スマートフォン向けの広告配信。【and Experience事業】は、体験を軸としたファン向けサービスを行っています。

プロジェクト開始の背景

オンラインエンターテイメント領域では、主にゲーム分野でDAppsが登場。
代表例でもある【CryptoKitties】は150万人以上のユーザーが利用し、急成長を遂げています。同社は、現状のDAppsを取り巻く動向が、過去の携帯電話・スマートフォンの急激な規模拡大と同様の成長を遂げる可能性を秘めていると認識し、DApps(分散型アプリケーション)領域における事業展開を行うとしています。

プロジェクト概要

ユーザーがDApps関連の情報収集を容易にするためのメディア【BLOCKCHANgame.jp(仮)】の提供。仮想通貨を用いてブロックチェーンアイテムの交換ができるデジタルアイテム取引所の提供。ユーザーが生み出したブロックチェーンアイテムや取引で購入したブロックチェーンアイテムを利用して遊べるゲーム等の提供。

以上のサービス提供を積極的に行う計画で、仮想通貨やDAppsのユーザーが全世界に存在することから、日本を中心としつつグローバルにサービスを提供していくと述べています。

ロードマップ

2018年春   【BLOCKCHANgame.jp(仮)】をリリース
2018年春~夏  独自DAppsの提供

仮想通貨、DApps関連領域は、環境の変化が早く激しいものでその変化を踏まえ状況に応じ事業展開を行うとしています。

DApps(分散型アプリケーション)の実例

◆ゲーム
DAppsゲームアプリの代表が、CryptoKitties(クリプトキティー)ではないでしょうか。
イーサリアムのERC20に基づくプロジェクトで、イーサリアムブロックチェーン上に仮想の猫を育成、コレクション、トレード、交換などが出来るゲームです。
一時期、CryptoKittiesで育てた猫を250ETHで売れたと言う話もあります。

◆分散型取引所
今年、コインチェックの不正流出事件もあり取引所のあり方について様々な意見がある中、分散型取引所が注目されています。
分散型取引所では、秘密鍵の管理は個人に分散されるためハッキングのリスクを減らせると言われています。

◆ギャンブル(予測市場)
日本では中々考えられないですが、海外では様々な事柄に対し賭け事をする事があります。
「次の大統領は誰か」「明日の天気は晴れか」なども賭け事の対象となります。
ある意味未来を予測する行為に関し、ブロックチェーンを利用し市場を儲けようと言うプロジェクトがいくつか立ち上がっています。
その一つがAuger(オーガ)です。
胴元が存在しないため、不正を一切行えないことからより透明性の高い市場を提供できます。

DAppsに関し以前より注目されてきましたが、上場企業でもあるアクセルマークがDapps市場に参入することにより、今後、同業界においてもDAppsを利用する動きが見受けられるのではないでしょうか。

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