COIN TOKYO

  • 2018/03/16
  • 2018/03/16
  • コイン東京編集部 新崎優太

bitbank取引所が4月から仮想通貨レンディング開始!レンディングとは?

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国内取引所bitbankが4月より、仮想通貨の貸付『レンディング』サービスを開始すると公式から発表がありました。レンディングの仮想通貨はビットコインのみですが、その他の仮想通貨のレンディングについても順次対応する模様です。

レンディングとは

レンディングとは貸付のことで、自分が保有する通貨を一定期間他者に貸すことにより、利息を得る事が出来るサービスです。この場合、他社とはbitbankに当たります。銀行の定期貯金サービスに近く、満了日を迎えるまで引き出すことは出来ません。

bitbankレンディング概要

◆募集月にのみ応募を受け付ける
◆利率3~5%
◆満了期間は1年間
◆対象通貨はビットコイン
◆本人確認済みのみ 
◆最小単位1BTC
◆最大単位1000BTC


・募集月にのみ応募を受け付ける
貸付を受け付ける期間が設けられており、bitbankが利用者に募集を行う。
毎月1日から月末にかけて募集期間とし、これを募集月と呼びます。

・利率
貸付する数量により利率が3%・4%・5%と分かれています。

・利用利率(税込)/年、BTC数量
3% → 1<=X<5
4% → 5<=X<10
5% → 10<=X

例えば2018年1月の募集月に、3回に分けて合計6BTCをbitbankに貸付すると、満了日から10営業日以内に4%の税込利用料金(0.24BTC)、及び同等の仮想通貨が返還されます。

・満了期間
募集月の翌月1日を起算日とし、その12ヶ月後(募集月の翌年月末)を満了日とする。例えば、募集月が2018年1月の場合、利用料金の発生期間は、同2月1日から2019年1月31日までとなります。

・資格
bitbankに口座を持ち、本人確認が完了している方なら、レンディングを始めることが出来ます。

・対象通貨
開始当初(4月)はビットコインのみとなりますが、取り扱う通貨を増やしていく予定だそうです。bitbankはリップル・ライトコイン・モナーコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュもあり将来的に貸し出す予定。

・最小単位/最大単位
申し込み出来る量が決められており、最小数量で1BTC。最大数量が1000BTCまでとなっています。

レンディングにおける注意点

類似するサービスで銀行の定期貯金がありますが、大手メガバンクの金利が0.01%の低金利で行われているのに対し、bitbankのレンディングは5%と高金利になっています。

しかし、取引所にはハッキング問題が多発しているのも事実ですので、サービスを利用の際は慎重にお考え頂いた方が良いでしょう。

『以下bitbank公式からのリスク説明となります』

本サービスは預金に類似する商品ではなく、また預金保険の対象にもなりません。本サービスを利用するにあたり、仮想通貨の価格は常に変動しているため、お客様が貸し出した仮想通貨は常に価格変動等のリスクがあります。貸出時よりも仮想通貨の価格が下落することにより、損失を被る可能性があります。本契約は消費貸借契約であり、当社が破たんする、ブロックチェーンに致命的なバグが見つかるなどした場合、お客様が貸し出した仮想通貨が返却されないリスクがあります。
 
お客様が貸し出した仮想通貨は、原則として予め定められた貸出期間を経過するまでロックされます。したがって、貸出期間が満了するか、当社が返却する場合を除き、売却や送付を行うことができません。
 本サービスは、資金決済法上の仮想通貨交換業に該当するものではありません。そのため、当社がお客様より借り入れた仮想通貨は分別管理の対象にはなりません。当社は、対象仮想通貨市場における相場の急変、本サービスに関するシステム異常、本サービスに関する法改正等のやむをえない事情があるときは、当社の判断で一時的に個別取引を停止することがありますので、あらかじめご了承ください。

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