EOSは2017年に行われたICOで、18時間という短い時間で16億円もの巨額な資金を集めたことで話題となった仮想通貨です。EOSの特徴としてスマートコントラクトを利用し、分散型アプリケーション(Dapp)
を構築できるということが挙げられます。分散型アプリケーションを構築する最も有名な仮想通貨としてイーサリアムがありますが、イーサリアムと比較した場合、EOSはトランザクションが早く、手数料がかかりません。トランザクションの早さと、手数料がかからないという特徴は、取引回数を多く行う企業に適しています。そのためEOSは企業サポートで使われることを目標とした仮想通貨といわれています。
もう一つの大きな特徴として、2018年3月現時点ではEOSのトークンに価値がないことです。トークン自体に価値がないということはEOSが公式にも発表していることです。トークンに価値がないにも関わらず、価格が上昇している理由として、EOSの開発チームに経験豊富なメンバーが多いことが知られているという点、今は価値がなくても、いつか利用価値が出てくるのではという期待感あるという点が挙げられます。
実際にEOS/BTCのチャートをみていきます。上記のチャートは4時間足チャートとなります。3月18日に長い下ヒゲをつけた陰線後、連続した陽線が形成されており、価格を大きく上昇させています。上昇の勢いは強く、3月20日には大陽線を形成しながら一目均衡表の雲を突破しました。その後EOS買いは一巡されたように陰線を連続して形成していますが、一目均衡表の雲に支えられながらレンジ相場へと転換します。3月21日まで徐々に収束された4時間足は、3月22日より再び連続した大陽線を形成しています。
次にEOS/BTCの日足チャートをみていきます。長く下落が続いたEOSは18日の下ヒゲ、その後の大陽線という点から下落の底に達したと判断できます。現在の価格は2月からの下落中に起きた、2月21日からレンジ相場と同じ価格帯である0.0008BTC付近で値動きをみせています。現時点での直近ローソク足は陰線となっていますが、それまでの大陽線をとても長く、強力なものと考えられます。0.0008BTCで一度動きを小さくみせているEOSですが、今後3度目の買い勢いが出現する可能性が十分にあるでしょう。
時間足をみると3月18日からの上昇は2度に渡って勢いがついていることがわかります。そのため一時期な買い相場ではなく常に買い方向に相場が向いている可能性が高まります。日足チャートでは大きな大陽線が複数確認できます。現在の価格は2月からの下落中に起きたレンジ相場の価格帯となり、一度方向性を悩ます価格帯となりやすいですが、数回に渡る買い相場は3度目の買い勢いを出現させる可能性を秘めており、今後も更なる上昇の可能性が高いと判断できるでしょう。
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