COIN TOKYO

  • 2018/04/16
  • 2018/04/16
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)が90万円台に接触、今後も引き続き上昇するのかー週間チャート分析(4/9~4/15)

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4月9日から15日までの一週間はビットコインを始めとする多くの仮想通貨が遂に安値圏を脱出し、大きく価格を上げる一週間となりました。中でもビットコインは上層後、大きな反発もなく、4月15日には今月2度目となる90万円台に接触する形となりました。サポートラインもみえてきたビットコインは、今後100万円台を目指すことができるのでしょうか?ビットコインの1週間のチャートを振り返っていきます。

4月12日より大きく上昇、途中head and shoulder形成の危険性もあったが、無事に更なる上昇へ

BTC/JPYの1時間足チャートをみていきます。4月9日からの週初めでは先週からの安値圏での値動きが続き、4月10日には再び70万円台に接触することになりました。また4月10日時点ではhead and shoulderのシグナルも形成しつつあり、更なる下落の不安も残っていました。しかし4月12日、BTCは突然大きく動き出します。突如大陽線を形成したBTCは一時期85万円台にまで価格を回復させました。その後も大きく上昇を重ねたBTCは、4月13日には遂に90万円台に接触します。90万円台に接触したBTCはその後反発を受け下落方向に進み出しますが、83万円台で支えられ、再び上昇を目指します。この時点で83万円台のサポートラインがはっきりしてきたことになります。

4月14日、日本時間16時台にBTCは88万円台まで到達、再び下落します。この段階で4月13日から頂点を3つ形成し、head and shoulder形成の危険性が出現します。ネックラインにあたる84万円台を下回った場合、head and shoulderの完成となり、再び下落する可能性がありましたが、BTCはこれを否定、ネックラインで上手く支えられながら、現在再び90万円台に接触しました。4月15日の上昇で、雲にぶつかる危険性を回避されたことになり、買い圧力が形になりやすい期間が伸びたことになります。

これまでの下降トレンドラインを遂にブレイク、長い冬を抜けたか

BTC/JPYの日足チャートをみていきます。日足チャートではこれまで下落していたBTCが遂に下降トレンドラインをブレイクした形になります。4月12日の大陽線形成後も陽線は継続しており、戻り売りされる危険性が薄まりつつあります。BTCはこのまま順調に上昇をみせた場合、来週の一目均衡表の雲は非常に薄まっています。そのため一気に100万円台に接触できるチャンスでもあります。

今後のBTCの動きに期待高まる、100万円台接触も意識できるチャートに

4月12日より大きく上昇をみせたBTCはその後も順調に上昇をみせており、4月15日には二度目の90万円台に接触する形となりました。また大きく上昇しすぎていたBTCに83万円台のサポートライン、更に84万円台のネックラインと徐々に下支えとなる価格帯が出現しつつあり、今後のBTCは上昇に向けて安定感を得ることになります。まずは現在反発を受けている90万円台を抜けれるかどうかが一つのポイントとなってきそうです。

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