• 2018/04/16
• 2018/04/16
• コイン東京編集部 新崎優太

スカイコイン(SkyCoin)はブロックチェーン3.0を使用し、ビットコインおよびイーサリアムブロックチェーン・ネットワークの欠陥を修正

ビットコインが世界に新しい技術をもたらし、イーサリアムがスマートコントラクトを使用しました。dAppや分散型企業での使用が可能になるといった道をひらいたため、ブロックチェーン1.0、ブロックチェーン2.0テクノロジーと呼ばれています。しかし、スケーラビリティの問題とトランザクションの遅さは、将来の仮想通貨とブロックチェーンベースのシステムの発展を悩ませています。この画期的なアイデアを前進させるために、他の多くのスタートアップ企業がブロックチェーンベースのシステムを再構築しようとしています。

何故ビットコインとイーサリアムは分散化への問題を生み出すのか？

SkyCoinはビットコインが描いていたが、途中で道を失ってしまった、分散化という概念そのものを進展させるために協調的な努力をしました。ビットコインとイーサリアムネットワークで使用されているProof-of-WorkとProof-of-Stakeアルゴリズムは、大規模マイニングカルテルがいつでもソフトフォークとハードフォークを制御して作成できるため、真の分散型とセキュリティで保護されたネットワークには決してならないといった基本的な誤算があります。

エネルギー研究者Sebastain Deetman氏によると、
「ビットコインネットワークが拡大し続けると、継続的な電力消費につながる可能性があります。電力の連続消費は、2020年までにデンマークの消費総量に相当します。これには長期的にはほとんど持続可能性がありません」

SKYCOIN'S OBELISK SYSTEM

SkyCoinは、マイニングではなくノードをベースとしたWeb-of-trustシステムを採用することで、マイニングの必要性を完全に排除します。ノードは電気を必要とせず、セットアップするのが安価であり、エネルギー効率の向上につながります。事実上誰でもコストの一部でノードを設定できるので、ビットコインやその他の仮想通貨で可能な電力の集中化はSkyCoinでは不可能です。

SkyCoinノードを実行しても金銭的価値は追加されませんが、SkyCoinネットワークを安全に保つことができます。ネイティブSkyCoin（SKY）を獲得するには、帯域幅とリソースを専用にし、SkyWireネットワーク上の運用ノードを設定することで獲得することができます。

このメカニズムは新しいネットワークに、他の仮想通貨およびブロックチェーンとの競合に必要な金銭的価値を与えることができます。価値は、Skywireのテストネットが近いうちにローンチされるとすぐに、うまく取引されるでしょう。

関連キーワード

おすすめのバックナンバー