カリブ海観光局は、バルバドスにあるブロックチェーン企業であるBitt Inc.と提携し、「観光製品とサービスのより効率的な支払いプロセスの導入を促進する」支払いシステムを作成しました。このシステムは、仮想通貨の受け入れを有効な支払い方法として、この地域の事業者達に普及させるために設計されています。 同局は、圧倒的な支持を受けると確信しており、大多数の企業はこの導入について熱心であるといいます。
カリブ海観光局 事務局長のHugh Riley氏はCaribbean News Digitalに、この地域は「新しい金融テクノロジーのアドバンテージを十分に検討することを目指している」と語りました。彼は、仮想通貨とブロックチェーンサービスが劇的に観光セクターを進化させることができ、特定のプログラムやアクティビティを大きく観光客相手に宣伝することができるだろうと見込んでいます。
観光はカリブ海諸国の主要な経済的資源です。この地域の国内総生産(GDP)のうち500億ドル以上が毎年観光に起因しています。 2017年には3,000万人以上の観光客がカリブ海周辺のさまざまな島々に降下し、2016年に比べて1.7%の成長率を示しました。カリブ海観光局によると、2017年に2つのハリケーンが発生しているが、被害を免れた地域では、仮想通貨の導入により大きな成長率を得ることができているのだといいます。
もう1つ、国が恩恵を受けている業界は、輸出入業界です。カリビアン地域の経済大国であるジャマイカとバルバドスの経済は、主に商品やサービスの交換に基づいています。
仮想通貨は本質的に真にグローバルなものであるため、国際的にも家庭においても経済活動を促進することができます。なぜなら、不良な為替レートや支払いの遅れに起因する損失を減らすという保証を持っているからです。また、貿易会社の収益を増やすのにも役立つといえます。
カリブ海諸島は、仮想通貨市場において非常に積極的になっています。カリブ海観光局が投資しているエネルギー計画と、アンティグア政府とバーブーダ政府間との交流計画と相まって、この地域は南国のバケーションでの人気地域としてだけではなく、トロピカルな仮想通貨のホットスポットになるでしょう。