COIN TOKYO

  • 2018/04/17
  • 2018/04/17
  • コイン東京編集部 新崎優太

オーストラリアのDigitalXが、ICOトークンを含む仮想通貨ファンドを開始

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ブロックチェーン技術は注目され続けており、さまざまな企業が技術に関係するプロジェクトに取り組もうと乗り出してきています。オーストラリアにあるパース州では、DigitalX Ltdが仮想通貨ファンドを設立する準備をしています。このグループが、ブロックチェーン技術のどのような点に主に焦点を置いているかを考えると、ファンド設立自体は興味深い決定です。

DigitalX Ltdは仮想通貨にメリットを見出だしていることは明らかです。ブロックチェーンに尽力したことで知られている同社は、新しい仮想通貨投資ファンドを設立しようとしています。彼らは、投資家が実際に流通している通貨にアクセスすることを、より容易にしたいと考えています。そのようなファンドが多少のリスクにさらされるとはいえ、注目に値すべきプロジェクトだといえます。大部分の仮想通貨に対し、人々は詐欺の対象者となる可能性に対して注意をはらっていません。

DigitalX、仮想通貨市場に参入

当分の間、DigitalXは主にICOに焦点を当てるもようです。さらに、主要な暗号資産をビジネスのターゲットにしたいと考えています。多様化(または分散化)は、仮想通貨の世界では重要な手段となり、すべてのコインはビットコインの価値から仮想通貨たる存在を得ていますが、BTCと比較してもこの業界にはさらに多くのチャンスがあります。その一つとして様々な通貨を保持することが重要なことであるといえます。

DigitalX LTDのマネージングディレクター、Leigh Travers氏は次のようにコメントしています。

“仮想通貨は大手の資産運用会社によって研究されており、私たちはブロックチェーン技術と暗号資産投資の専門知識を活用して顧客の価値を創造する機会があると信じています。 DigitalXは、オーストラリアの暗号資産の分野でもトップクラスの企業を目指しており、暗号資産を管理し、仮想通貨やトークンを含む様々な暗号資産のプロトコルを理解しているチーム内で、豊富なユースケースを築いています。“

また、この新しいファンドには、興味深いことに“条項”が設けられています。
具体的には、個々の投資はビットコインまたは現金以外ではファンド資産の20%を超えることはできません。さらに、すべてのサポートされている仮想通貨は、「法的に認められている」必要があります。これは、潜在的に証券取引法に違反する可能性のあるトークンをファンドが排除する方法であるといえ、同社の興味深い指針です。 DigitalXは、この新しいファンドと共に新たな方向に向かっていくことが期待されています。

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