国内最大手の仮想通貨取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)から提供されているアプリです。bitFlyerは「2016年下半期でのビットコイン取引高(取引量)」、「世界でのビットコイン取引量」ともに1位の実績を誇る取引所です。(2017年シードプランニング社調べ「https://www.seedplanning.co.jp/press/2017/2017022801.html」)
bitFlyerのチャートは非常にシンプルなUIで価格変動が見やすいことが特徴です。アプリ版では「1時間」、「1日」、「1週間」、「1ヶ月」、「1年」単位でチャート情報を確認できます。
より詳細なチャート分析を確認したい方であれば「bitFlyer Lightning」の利用がおすすめです。bitFlyer Lightningでは、ビットコイン売買のほか、FX・先物取引、アルトコインの現物取引などが行えます。こちらはbitFlyerのアカウントを持っている方なら誰でも利用が可能です。
また、bitFlyerではチャート確認だけでなくアプリ内からの仮想通貨売買ももちろん可能。bitFlyerでの取扱い仮想通貨は「ビットコイン(BTC)」、「イーサリアム(ETH)」、「イーサリアムクラシック(ETC)」、「ライトコイン(LTC)」、「ビットコインキャッシュ(BCH)」、「モナコイン(MONA)」、「リスク(LSK)」の7種類となっています。(※2018年4月時点)
また、bitFlyerではローソク足チャートは見ることができませんので、テクニカル分析しにくい点が少し残念なポイントです。
株式会社テックビューロが運営する仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)から提供されているアプリです。Zaifも日本国内の大手仮想通貨取引所の1社です。
Zaif(アプリ)では高機能チャートツール「TradingView」が採用されています。これにより、スマホ利用時でも詳細なテクニカル分析が可能です。
また、Zaifの仮想通貨取引所としての特徴には「手数料がマイナス」、「トークンの取扱いがある」「コイン積立」など他社にはない豊富な独自サービスが挙げられます。短期売買をする人、長期保有をしたい人にとっても使いやすい取引所としてトレーダーの方から人気です。
また、Zaifはセキュリティにも非常に力を入れており、ログイン時には「二段階認証+Recaptcha(画像認証)」という徹底ぶりです。しかし、アプリ版ではセキュリティに考慮してアプリを開く度にログインを求められる仕様となっています。
セキュリティの信頼性ではおすすめですが、アプリを開く度にログインが必要という面では少し面倒です。
仮想通貨の売買をするにあたり、複数の取引所ウォレットで仮想通貨を保管されたり、複数の通貨を保有されたりするでしょう。そのような場合に、保有通貨を一括で管理できるアプリがBlockfolio(ブロックフォリオ)です。
Blockfolio(ブロックフォリオ)に保有している仮想通貨を登録しておくことで、「通貨別の価格チャート」「保有中の(仮想通貨)総資産額チャート」を確認することができます。UIについてもシンプルで分かりやすいと評判のアプリです。
ただし、Blockfolio(ブロックフォリオ)は海外製アプリですので表記はすべて英語です。日本語対応はしていませんが、仮想通貨の円換算表示は可能となっています。
「ビットレ君」は仮想通貨取引所「GMOコイン」から提供されている仮想通貨FX専用アプリです。GMOインターネットグループといえば、FX取引高NO.1を誇る「GMOクリック証券」でも有名ですね。
ビットレ君では1タップで注文ができる「スピード注文」を利用できます。操作性が非常に高く、「シンプルで使いやすい」、「チャートが見やすい」と評判のアプリです。
また、ビットレ君といえば豊富なチャート機能が特徴的です。ビットレ君のチャート機能には以下のようなものがあります。
【チャートエリア】
・単純移動平均
・EMA
・ボリンジャーバンド
・一目均衡表
・平均足
ビットレ君のチャートではテクニカル指標も充実しています。
【テクニカルエリア】
・MACD
・RSI
・DMI/ADX
・ストキャスティクス
・RCI
UIの見やすさや豊富なチャート機能、本格的なテクニカル分析が行えることからから、「チャート確認」、「チャート分析」アプリとしては非常におすすめです。
ただし、アプリ版である「ビットレ君」ではチャートを確認できるのはビットコインのみとなっています。
各取引所でのビットコインの価格チャートを確認できるアプリです。主要な仮想通貨取引所のほとんどが対象となっています。
チャート表示は折れ線グラフのみのシンプルなものとなっており、他の機能はありません。
また、Bitchart(ビットチャート)アプリ内では「GOOGLE TREND」で各国での「bitcoin」の検索回数を調べることができます。これにより“検索回数”という点から「bitcoin」の関心度を把握することが可能です。
BTCボックス株式会社が運営する仮想通貨取引所「BTCBOX(BTCボックス)」から提供されているスマホアプリです。
BTCBOXでは、国内だけでなく海外の取引所でのビットコインの相場も確認することができます。各取引所間での価格差を把握することが可能です。
もしかしたらBTCBOXを初めて知ったという方もいるかもしれませんが、運営は2014年からと国内取引所としては老舗に入ります。また、本人確認の2段階認証や保管方法としてコールドウォレットが採用されているなどセキュリティ面にも配慮している取引所です。
また、BTCBOXには「仮想通貨融資」という独自機能があり、仮想通貨での信用取引が行えます。
「コイン相場」は、ICO情報検索サイトである「COIN JINJA(コイン神社)」から提供されているアプリです。
コイン相場では「価格変動率」「上昇率ランキング」「下降率ランキング」といったトレンド情報のほか、ウォレット機能の利用や仮想通貨ニュースの閲覧などが行えます。UIは非常にシンプルで見やすく、チャートはローソク足・折れ線グラフのどちらも対応しています。
また、Coincheck、BitFlyer、Zaifのアカウントをもっている方であれば、コイン相場アプリ内から取引することが可能です。一つのアプリで様々な機能が利用でき便利です。
DMM.comが運営する仮想通貨取引所「DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)」のアプリです。DMM Bitcoinはアルトコインでレバレッジ取引できることが、他の仮想通貨取引所と比較した時の大きな特徴の一つとなっています。
チャートも短期売買しやすい仕様となっており、テクニカル機能は全9種類、時間足は1分足〜月足を選択して利用できます。
また、以下のようにスマホでの利用がとても便利な設計となっています。
・1つの画面で4つのチャートを同時表示
・横画面対応表示
・画面下の「スピード注文」から即注文可能
仮想通貨でのレバレッジ取引を行いたい方であれば非常におすすめのアプリです。
初心者の方でも非常に分かりやすいと定評あるのが、仮想通貨取引所「CoinCheck(コインチェック)」のアプリ内チャートです。デザインが非常に便利なので操作もしやすいアプリとなっています。
CoinCheckのチャートは「折れ線チャート」「ローソク足チャート」の2種類。アプリ版では「1時間」、「1日」、「1週間」、「1ヶ月」、「1年」の期間単位でチャートの切り替えが可能です。
また、CoinCheckのチャットではユーザー同士での会話も賑やかに行われています。初心者の方が「チャートの見方を覚える」「情報収集する」という意味ではおすすめのアプリです。
ここまでは特に人気の高い仮想通貨チャートアプリについてご紹介してきました。
ご紹介してきたように各サービスによってチャート機能や特徴は様々。UIデザインの違いなどによっても好き・嫌いがあると思います。
ぜひ、ご紹介の情報をご参考頂きながら、ご自身にあったチャートアプリを利用してみてくださいね。