COIN TOKYO

  • 2018/04/18
  • 2018/04/18
  • コイン東京編集部 新崎優太

【事件】著名投資家がYoutubeライブ配信中にイーサリアム数百万ドル分のハッキング被害に遭う

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15日、著名な仮想通貨投資家でユーチューブインフルエンサーのIan Balina氏がICOレビューの動画配信を終えた際に2億円相当のハッキング被害に遭っていたことが明らかになりました。同氏は使用していたスプレッドシートを保存するためにGoogleにサインインした時に異変に気付き「そろそろ終わりにします。」と言って、ストリームを終了しました。

Balina氏はソーシャルメディアで彼のフォロワーに、イーサリアムのウォレットから移された2億円相当の仮想通貨を追跡のサポートを求めました。彼は盗まれた資金を気にしていないと、ただ本件の犯人やグループを捕まえたいと述べています。


2つのセキュリティの過失

Balinaのセキュリティにはハックの原因となりうる多くの脆弱性が存在しました。彼のメインのメールアカウントは、長い間使用された古い大学の電子メールアカウントによってバックアップされていました。Balina氏が自分のアカウントのパスワードを忘れた場合、大学のアカウント情報を使ってパスワードをリセットできます。ハッカーはこのアカウントを発見してアクセスし、パスワードを使用してパスワードをリセットし、次の重大なセキュリティ違反を抱えるメインアカウントにアクセスしました。

Balina氏は自身のデジタル資産にアクセスするために必要な秘密鍵を、パスワード保護された一般的なクラウドストレージプログラムEvernote(エバーノート)に保存しました。メインの電子メールにアクセスすれば、Evernoteのパスワードをリセットし、何百万ドルもの仮想通貨にアクセスするなど簡単な作業です。Balina氏は、自分の大学のアカウントが標的とされているとの警告のメッセージを受け取ったことを思い返し「アカウントが危ぶまれているという電子メールを受け取ったことを覚えています、それを解決するために大学のセキュリティへ連絡しようとしましたが、速やかに処理できず、古い電子メールだと思って諦めました。」と述べました。

自身のポートフォリオをツイッターで共有した数日後、ハッキングが発生しました。以下のスナップがハッカーを呼び寄せた可能性があります。



米国の納税申告締め切り日前にハックが発生したため、実はBalina氏が税金を払うことを嫌っているのではないかという疑惑を持つ人もいます。Balina氏は有名な投資家で、伝えられるところによれば90,000ドルの投資資金を4百万ドルにし、ユーチューブとツイッターの両方で10万人を超えるフォロワーを獲得しています。セキュリティ上の過失により、他の仮想通貨投資家の間で自分の秘密鍵を安全に保管できているか議論が巻き起こっています。

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