COIN TOKYO

  • 2018/04/19
  • 2018/04/19
  • コイン東京編集部 新崎優太

【最新】ワイスレーティングが「最も危険な仮想通貨」の格付けを発表

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仮想通貨元年といわれた2017年に、コインは一気に価格の暴騰を起こし、大きな注目が集まりました。コインも急速に増えて、現在は1500種類以上の仮想通貨が世に出回っています。しかし、仮想通貨の中には”不安要素”が多い通貨がある事も事実です。そこでアメリカのワイス・レーティング社は、投資の指標として仮想通貨の格付けを行っているのですが、今回は「危険な仮想通貨」を発表しました。

最新の「最も危険な仮想通貨」とは

ワイス・レーティングが評価した最新の「最も危険な仮想通貨」は以下の7つです。

・コメット(Comet / CMT)
・エクスパンス(Expanse / EXP)
・マッチプール(Matchpool / GUP)
・メガコイン(Megacoin / MEC)
・ノヴァコイン(Novacoin / NVC)
・クォーク(Quark / QRK)
・サル―(SaluS / SLS)

ワイス・レーティングとは

ワイス・レーティングとは、アメリカの保険会社などの格付けを数十年前から行ってきた実績のある会社で、その評価はシンプルでわかりやすいと定評があります。

評価の基準となる要素は「価格のリスク」「報酬の可能性」「ブロックチェーンの採用」「セキュリティ」「その他の要因」などによるもので、評価の基準は「A」が最高、「E-」が最低です。
その内訳はA=”Excellent”素晴らしい、B=”Good”良い、C=“Fair”まあまあ、D=”weak”弱い、E=”very weak”きわめて弱い、となっています。この段階に加えて、各階級内でも「+」プラスと「-」マイナスの、細かい評価がなされています。

ワイス・レーティングの格付けの信憑性と仮想通貨投資の心構え

ワイス・レーティングによると、債券の格付け会社などのような仕組みとは違い「格付けや調査の結果を消費者や投資家、その他のエンドユーザーに販売して得る売り上げが、唯一の収入源」だとしています。
ワイス・レーティングの評価がすべての仮想通貨の値動きに反映するとは限りません。
あくまでも仮想通貨に投資する際の判断基準の一つといえます。またこれら評価の信頼性は絶対に確実とも言い切れません。
仮想通貨は現在投資としての見方が多いですが、あくまでも自身の判断により自己責任のもと行うべきであるといえます。そこでワイスの創業者(CEO)のマーティン・ワイス氏は主に次の点に注意することを呼び掛けています。
・全財産を投資しない
・急騰している通貨を避ける
・取引量=値上がり率ではない
・取引所へは仮想通貨を預けたまま放置しない
今後、仮想通貨がどのように資本化されて取引されるようになるかなどが今後の成り行きを握るカギとなりそうです。

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