COIN TOKYO

  • 2018/04/23
  • 2018/04/23
  • コイン東京編集部 新崎優太

アイオタ(IOTA)を使った世界初の充電スタンドが発表される!電気自動車の充電などでオランダの公共エリアで使用

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4月18日の水曜日、オランダのスマートエネルギー関連企業のElaadNLは、マシーン ・ツー・マシーン(以降、M2M)により、IOTAで課金と支払いができる世界初の充電スタンドをリリースしました。

試験場はビジネスパーク、Arnhems Buitenという場所にあり、オランダの公共エリアで使用されている、あらゆる種類の充電スタンドが設置されています。 これには、高速充電器、バッテリー、2つの充電ランタンやIOTA充電器などが含まれます。

IOTA Tangleは、IoTの環境用に特別に設計された革新的なDLT(Distributed Ledger Technology)のタイプとなります。IOTA Tangleは、安全なデータ転送、無料のリアルタイでのマイクロ決済を含んだ、新規のM2Mのやりとりを容易にするオープンソースのプロトコルです。
充電スタンドを操作するためには、バックオフィスや通信プロトコルも不要で、チャージカードやサブスクリプションを使用せずに直接交換取引することが可能です。 IOTA充電スタンドは自発的に作動し、エンドユーザーとの通信および支払いを担当してくれます。 メーターの値はTangleに15分ごとに保存され、信頼性が高く確実な管理が保証されます。

この技術は、将来の接続された、完全にデジタル化された世界において完璧なものとなるかもしれません。 eモビリティ分野におけるこの技術の探究は、エネルギーセクターのような他の(接続された)セクターにも洞察を与えることができます。

充電器には、自動車とのTCP / IP接続をセットアップするためのハードウェアが装備されています。その後、支払いとデータの交換はM2Mにより、完全に自動的に実行されます。

IOTAチャージャーは、一般に有料公開される予定です。 充電したい車に必要なハードウェアとソフトウェアが搭載されていない場合でも、IOTAウォレットを使用して充電器にIOTAトークンを直接送信するだけで、車を充電することができます。

大きな飛躍

IOTA財団のAlisa Maas氏は“IOTAは、ElaadNLがIOTAスマート充電スタンドの開発を次のレベルに引き上げることに興奮しています。このソリューションは、マシーン・エコノミーにとっての支え柱となるIOTAの可能性を解明するものです。 ElaadNLの最先端のイノベーションにより、シームレスな電子モビリティが大きな飛躍を遂げており、私たちはこの成果を、モビリティ、エネルギーやスマートシティといったセクターの岐路に立って成長し続けているエコシステムとシェアすることを楽しみにしています。”と述べています。

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