この発表で、3月19日時点で4.08ドルであった1EOSは、4月28日時点で1EOS18.79ドルまで上昇。僅か1か月余りで4倍以上に価格を上げています。EOSトークンは元々イーサリアムのERC20トークンとして発行されていましたが、メインネットがローンチされるため、イーサリアム上のトークンは凍結されます。このローンチで送金手数料が無料となるのと取引処理能力も格段に上昇。イーサリアムが1秒間あたり15トランザクションの処理能力に対しEOSのブロックチェーンは1秒間に100万トランザクション以上の取引処理を可能とします。
仮想通貨の未来を予測してくれる人工知能WebBotが、以下のように2018年に上がると予言していました。
「イオスは2018年の春から上昇する。その理由は、この通貨が既存の産業で使われる事になるからだ。これで新しいパラダイムが台頭するが、その引き金になるのがイオスだ。これが具体的に何を意味しているのかまだ漠然としている。来年になるとその意味するところがはっきりしてくるはずだ。」
上昇する理由は異なるにしろ、春時期にイオスの価格が上がった事に関しては、予想が的中しました。
Webbotとは、元マイクロソフトのコンサルタントをしていたクリフ・ハイ氏が、株価の動きを予測するために作成したAI的プログラムです。
このWebbotは、ツイッターなどのSNSをはじめ、インターネット上の不特定多数の発言をAIロボットが収集・分析して価格が上がるか下がるかを予測するもので、掲示板などに書き込まれた言語から、人の感情データまで読み取ることが出来るとされています。2017年のビットコイン価格の高騰などを的中させるなど注目が集まりました。
Webbotの特徴として、価格の変動を分析し予測するのではなく【人の感情をデータ化】し予測するという点です。ネット上でネガティブな情報が広がるとマイナスを予測し、ポジティブな情報が広がるとプラスを予測という感じです。
2017年9月・11月に出した予想記録によると、2018年2月末にビットコイン価格が150万円台まで上昇し、秋頃には220万円まで高騰すると出ています。そして今年3月最新版では、5月からビットコインは最高高値更新、年末には1000万円に到達と予測。2月の予想は的中しませんでしたが、今年年末に向け1000万円という高い価格を予想しています。
以前Webbotレポートは、クリフ・ハイ氏がYouTubeで結果をアップしていたのですが「市場の動きに影響を与えたくないので、相場予測は公表しない」とし、動画投稿はしておらずWebbotからの情報を得るには99ドル支払う必要があるそうです。
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