COIN TOKYO

  • 2018/05/02
  • 2018/05/02
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は97万円台を底値にして上昇傾向に、今後も順調に上昇をみせるのか―5月2日チャート分析

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5月に入り仮想通貨ビットコイン(BTC)は2つのサポートラインがクロスしたタイミングで大陰線を形成し大きく下落をしてしまいました。下落後、ビットコインは再び上昇を開始しています。今後ビットコインは更なる上昇をみせてくれるのでしょうか?チャートを分析していきます。

97万円台を底値に再び上昇を開始したビットコイン、チャートには弱気シグナルが出現中

BTC/JPYの1時間足チャートをみていきます。5月に入り二つのサポートラインをブレイクしたBTCは大きく下落を起こしました。結果価格は97万円台まで下ヒゲを伸ばす形となっています。現在までに二度に渡り97万円台に接触後反発しているBTCは、今後97万円台のサポートラインが強く意識されることになります。97万円台を底値としたBTCは現在緩やかに上昇傾向、今後現在のペースで上昇した場合、5月2日の日本時間20時以降には5月1日にブレイクされた100万8千円台のラインに接触することになります。

現在のBTCは順調に上昇をみせていますが、チャートの形をみるとチャネル・アップの形となっています。更に5月1日以降のレジスタンスラインとサポートラインは収束しつつもあり、今後更に収束をみせる場合、上昇ウェッジの形にもなります。どちらにしても、見えてくるチャートは弱気相場のタイミングで出現しやすい形です。まずは5月2日の夜間帯で100万8千円台をブレイクできるかどうかを注目する必要があります。100万8千円台で上昇を押さえ込まれた場合、現在のサポートラインをブレイクしてしまう危険性が高まります。チャネル・アップの形をとっている現在のBTCはサポートラインブレイク後、大陰線を形成してしまう可能性があるため注意しましょう。仮に大きく下落をみせた場合、97万円台で踏みとどまれるのかどうかも注視していくポイントです。

次にBTC/JPYの日足チャートをみていきます。4月24日以降それまでの上昇を途絶えたBTCですが、下値は一目均衡表の雲でもある97万円台でしっかりと支えられていることがわかります。しかし、しっかりとした下値に対して上手く上昇出来ていないBTC、チャートの形からは下降三角型のパターンもみられ始めており、下値をブレイクされてしまう可能性が上がり始めています。5月6日までに高値を更新出来るのかどうかに注目です。高値をブレイクできた場合、下降三角型を否定することになり、市場では買いムードが生まれ始める可能性は十分にあるでしょう。

弱気シグナルが出現しているビットコイン、否定して上昇をみせることができるのか?

97万円台から緩やかに上昇をみせているビットコインですが、チャネル・アップのパターンになっており、今後再び反落する可能性を示唆しています。そのため現在のサポートライン割れには十分に注意してトレードする必要があります。

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