COIN TOKYO

  • 2018/05/03
  • 2018/05/03
  • コイン東京編集部 新崎優太

イーサリアム(ETH)が急騰、今後も勢いは持続するのか―5月3日チャート分析

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イーサリアム(ETH)は4月末に0.075BTC台まで上昇するも、その後大きく急落します。価格は0.070BTC台まで下げる形となりました。しかしその後再び上昇を目指すイーサリアムは5月2日には急落前の直近高値である0.075BTC台に再び到達、本日5月3日には大陽線を形成し一気に0.079BTC台まで高値をつけました。ここに来て大きな上昇がみられ始めたイーサリアムのチャートみていきます。

上昇三角型のチャートを形成したイーサリアムは、遂に上放れを起こす

ETH/BTCの1時間足チャートをみていきます。4月30日から5月1日にかけて大きく急落してしまったETH、この時期、急落した仮想通貨はETHのみではなく、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)等、仮想通貨市場全体で急落が起きています。しかし0.070BTC台を底値としたETHはその後再び上昇を開始します。5月2日には直近高値である0.075台まで回復をみせ、4月28日から30日までのレジスタンスラインであった0.073BTC台を下支えにして値動きをみせます。5月3日には遂に0.075BTC台を突破、0.079BTC台まで高値を更新することになりました。本日起きた急騰の一つの要因として4月30日から形作られていた上昇三角型のパターンが上放れを起こしたからとも捉えられます。

次にETH/BTCの日足チャートをみていきます。4月3日~4日を底値として綺麗な上昇トレンドが形成されたETHです。現在の価格である0.079BTC台は、2018年3月10日につけた価格帯となり、2月1日を最高値としたフィボナッチライン上のフィボナッチ比率となります。今後大きな反発が出ない限りは日足チャートの一目均衡表の雲を横抜けする形となり、本格的な上昇トレンド転換のサインとなります。現在の価格帯を突破した場合、次に意識される価格帯は3月26日につけた0.088BTC台となります。

これまで綺麗な上昇チャートを形成しているイーサリアム、フィボナッチ比率上では一段落の段階

イーサリアムは4月上旬を底値としてここまで綺麗な上昇チャートを形成しました。本日の大陽線にて2月1日から下落した約38.2%まで回復させたことになり、フィボナッチ比率上では一段落した価格帯と捉えることができます。ここから一時反落が起きる可能性がありますが、仮想通貨全体の市場が上昇ムードとなっている点、日足チャートでは一目均衡表の雲抜けが間近に迫っている点等より、反落が起きたとしても上昇ムードは継続する可能性が高いでしょう。

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