COIN TOKYO

  • 2018/05/10
  • 2018/05/10
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は102万円台まで価格を回復、上昇の勢いは今後どうなるのか―5月10日チャート分析

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5月8日から数回98万円台という底値を試したビットコイン、5月9日には一つのレジスタンスラインであった100万円台を突破することに成功しました。その後ビットコインは次なるレジスタンスラインである102万円台に接触するも突破できず、現在の価格は101万円台で値動きをみせています。ビットコインのチャートをみていきます。

5月9日、レジスタンスラインである100万円台は突破したビットコインだが、102万円台接触で反落を起こす

BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。5月9日に無事に100万円台ラインを突破することに成功したBTC、次に突破しなければならない価格帯は102万円台となります。5月9日の深夜帯には既に102万円台に接触したBTCは反発を受け、長い上ヒゲを残したローソク足が残されています。その後のBTC、100万円台を割る動きはみられないものの、102万円台の売り圧力も強く、上昇の勢いは弱いものと考えられます。

次にBTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。4時間足チャートでは現在の102万円台のラインは一目均衡表の雲とも重なっており、102万円台というラインは非常に重たくなっています。5月9日の日本時間21時台には長い上ヒゲをつけたローソク足が出現、その後のローソク足は陽線ではあるが実線の幅が非常に短いものが連続しているという点から、今後のBTCは再び下落を起こす可能性が高まっています。今後100万円台を割る動きをみせた場合、サポートラインは再び98~97万円台が意識される相場となるでしょう。逆に今後の値動きが数回100万円台ラインを接触しながらも底堅い動きをみせた場合、大陽線形成の可能性が高まっていきます。

102万円台の壁は厚い印象を残すチャートを形成しているビットコイン、100万円台のラインを守れるのか?

5月9日にレジスタンスラインとなっていた100万円台を突破したビットコインは、102万円台へ接触するも反発を受けました。チャート上でも長い上ヒゲをつけていることがわかります。チャート上では弱気相場の印象を与えているビットコイン、今後更なる上昇を目指すためには現在の一つのサポートラインである100万円台がしっかりと機能するかどうかが弱気相場を払拭する鍵となりそうです。今後の値動きでは100万円台で数回支えられるチャートがみられた場合、上昇の兆しがみられる可能性が高まるでしょう。

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