ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。5月7日に一度0.075BTC台まで下落したETHは現在0.081BTC台で値動きをみせています。ETHは対称三角形型のパターンが形成される兆しがみられ始めていましたが、5月8日以降レンジ相場へ突入したETHはローソク足の収束には至らず、三角形型パターンの否定となっています。
5月7日の下落後、0.08BTC台近辺で方向性の無い値動きをしているETHですが、5月8日~10日の間で複数回0.083BTC台を試す動きもみられています。更に5月7日以降のチャートでは緩やかながらも下値を切り上げていることもわかります。これらの要素により上昇ペナント型のパターンを形成しつつあるETHは早ければ5月11日には大陽線を形成する可能性が高まっています。しかし現在0.079BTC台~0.082BTC台のレンジ相場にあるETHです。本日5月10日の夜間帯にレンジ相場内での値動きとして0.079BTC台に数回接触した場合、チャートの収束とは捉え辛く、ペナントの非形成となる可能性もあるでしょう。
次にETH/BTCの日足チャートをみていきます。日足チャートではこれまで上昇を続けてきたETHに久しぶりの停滞する期間が訪れた印象を持ちます。しかし4月上旬からの上昇トレンドラインをみるとしばらくレンジ相場が継続となってしまっても十分上昇トレンドラインの範囲内と捉えることができます。上昇トレンドラインからみた場合、5月13日まではレンジ相場が継続しても想定内と判断することができそうです。
5月7日の下落後、レンジ相場へと突入したイーサリアムですが、レジスタンスラインへの数回に渡る接触と下値を緩やかながらも切り上げているチャートから強気相場が訪れる可能性を示唆していることがわかります。イーサリアムが大きく上昇みせるチャンスは早くて明日5月11日にも訪れることになります。また11日以降もレンジ相場が続く場合でも、日足チャートからは上昇トレンドラインの想定範囲内となり長い場合には5月13日までレンジ相場が続く可能性も頭に入れておいたほうが良いでしょう。
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