COIN TOKYO

  • 2018/05/17
  • 2018/05/17
  • コイン東京編集部 新崎優太

Amazon Web Servicesがイーサリアム企業のConsensysと共に、企業向けブロックチェーン『Kaleido』を開発する

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クラウドコンピューティングの大手Amazon Web Services(以下略称:AWS)は、企業向けブロックチェーンの導入をより簡便かつ迅速に実装するために、イーサリアムデザインスタジオのConsensysと提携しています。

コンセンサス2018の火曜日に発表された両企業のビジネスブロックチェーン・クラウドサービスであるKaleidoは、プライベートブロックチェーンネットワークの運用を簡略化しつつ、企業向けコンソーシアムメンバーのオンボーディングプロセス(組織の一員やサービスのユーザーとして新しく加入したメンバーに手ほどきを行い、慣れさせるプロセス)をスムーズに行うことを目的としています。

直近では今年4月に、AWSはイーサリアムとハイパーレジャー・ファブリックプロトコルのために、既存の枠にとらわれないブロックチェーンネットワークを開始するための新しいサービスを発表しました。

しかし現在は、アマゾンのサービスは、イーサリアムコミュニティの中で最も影響力のある一つの組織として位置付けられています。 「ConsenSysを使用することによりカスタマーニーズをさらに理解し、ブロックチェーンによって取組みをより促進していくことができます」とYanchyshyn氏は述べています。

企業の課題

企業は、シェアされたブロックチェーンアーキテクチャに参加しようとしており、それぞれのデータセンターを接続する際の物理的なネットワーキングとパフォーマンスの課題に直面しています。

また高度な暗号とコンセンサスアルゴリズムには必然的に複雑さが伴います。ガバナンスはもちろんのこと、これからも大きな懸念事項があります。Kaleidoの「シェアされるIT」というアプローチは、スマートコントラクトの新しいバージョンを定義するなど変更を加えることができるとDickson氏は述べています。

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