COIN TOKYO

  • 2018/05/20
  • 2018/05/20
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は91万円台まで価格を回復、このまま上昇トレンドとなれるのか―5月19日チャート分析

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5月18日、88万円台まで底値を更新したビットコイン(BTC)でしたが、その後価格を回復させる動きがみられています。5月19日には大陽線形成後、一時期92万円台まで価格を回復させました。ビットコインはこのまま上昇トレンドとなり得るのでしょうか?チャートをみていきます。

88万円台を底値として92万円台まで価格を回復させたビットコイン、一目均衡表の雲に反発を受ける

BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。5月18日に88万円台まで下落したBTCは、その後徐々に回復をみせます。5月19日には91万円台で値動きをみせていましたが、日本時間19時台に大陽線を形成させ価格を92万円台まで上昇させます。現在は一目均衡表の雲に接触し、反発を受けているBTCは、まだ下降ウェッジの範囲内といえます。そのため一目均衡表の雲にぶつかったBTCはここから一度反落する可能性があります。下落を起こした場合、まず意識される価格帯は90万円台、更に下降ウェッジの範囲内であれば、今後の下落幅として87万円台までは考慮する必要がありそうです。

またこのまま上昇を継続した場合、次に意識される価格帯は一目均衡表雲の上弦でもある94万円台が意識されることになります。この94万円台を突破した場合、下降ウェッジからも完全に離れることになり、本格的な上昇トレンドの可能性が高まってくるでしょう。

次にBTC/JPYの日足チャートをみていきます。5月6日以降の下降ラインに接触したBTC、今後も下降トレンドに沿った値動きをみせる場合、現在の価格から一度反落する可能性があります。その場合、下降ウェッジパターンの継続となり、底値を更に更新させる可能性があるでしょう。また下降ラインをブレイクした場合、早くも上昇トレンドライン転換への兆しとなります。その場合、これまでレジスタンスラインとして機能していた下降ラインがしっかりとサポートラインとして機能するかどうかを確認する必要がありそうです。サポートラインとして機能しない場合、現在の価格もまだ下降トレンドの最中と判断されやすくなってしまいます。

ビットコインは5月19日の高値である92万円台を突破できるのか、また突破後はサポートラインとして働くのか注目する必要があり

5月18日、19日と連続して上昇傾向のビットコイン、これまで長く続いてきた下降トレンドラインに終止符を打つ可能性が高まっています。現在の価格帯はまさに下降ラインと接触している価格帯であり、92万円台を突破できるかどうか注目されます。また突破後はこれまでのレジスタンスラインがサポートラインとして機能されるかどうかを注目することでトレンド転換の兆しを判断することができるでしょう。

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