6月3日にレンジ相場内の最高値ラインである0.000085BTC台を突破したXRPは、6月4日には0.0000912BTC台まで大きく上昇をみせました。その後のXRPは一度反落を起こしましたが、これまでのレジスタンスラインであった0.000085BTC台で下支えされ、再び上昇へ向かいます。過去のレジスタンスラインがサポートラインとして機能されたことが確認できたXRPは今後、上昇トレンドへの期待が高まっています。ここで注意する点として6月3日以降、XRPにhead and shoulderのパターンが形成しつつあるということです。遂に0.000085BTC台を突破したXRPですが、head and shoulderのパターンが成立した場合、再び0.000085BTC台を割ってしまう可能性もあるため注意が必要です。そのためネックラインにあたる0.000086BTC台の値動きには注意する必要があります。
次にXRP/BTCの日足チャートをみていきます。6月3日に大陰線を形成したXRPは、日足チャートでの一目均衡表雲に接触する価格帯にまできました。現在は一度反発を起こされていますが、今後一目均衡表雲は6月6日から10日にかけて薄くなることになります。遅行線もローソク足を買い方向へ抜けたXRPにとって一気に一目均衡表雲を抜けるチャンスとなります。今後更に上昇をみせた場合、次に意識される価格帯は0.000092BTC~0.000093BTC台となりそうです。
6月3日にレンジ相場内の二つ目のレジスタンスラインを突破したリップルにとって、0.000085BTC台がサポートラインとしての機能を確認できたという点、日足チャートにて一目均衡表遅行線は上方へクロス、明日以降ローソク足を覆いかぶさっている雲が薄くなってくるという点から、更なる上昇に期待できます。注意するポイントは時間足チャートにてhead and shoulderのパターンが形成されつつあるということです。head and shoulderを否定した場合、上昇への追い風にもなりますが、仮に完成された場合、0.000085BTC台のサポートラインを割り、上昇の可能性を下げるため注意が必要となります。
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