NEO Head of Japan Operations の葉山ミキさんより、オープニングスピーチが行われました。NEOの外国拠点の第一号に日本が選ばれた模様でして、日本支部のHeadに葉山さんは任命されています。それでは、葉山さんのスピーチの一部始終をご紹介させて頂きます。
"NEOは現在、三つの部門に分かれています。
一つ目は『NEOファンデーション』でして、創業者やエコシステムを担当する敏腕コーダーが属しています。
二つ目は『NEOグローバルディベロップメント』でして、NEOの戦略を実行する部隊です。私はここに属しています。
三つ目は『NEOグローバルキャピタル』でして、大学や教育機関に寄付をして、優秀なデベロッパーを育んでいます。
NEOの特徴の1つとして『dBFT』という、独自のコンセンサスアルゴリズムがございます。非常にトランザクションが早く、技術力に関しては確かなものだと思っています。NEOはプラットフォーム型になりますので、プラットフォームを提供していく中で『dBFT』が最適であるかどうかを常に問い正していくつもりです。今後量子コンピュータなどの新しい技術が生まれることも予測して、常にアップデートをしていこうと思っています。
NEOコミュニティーはCity of Zionなどの強力なデベロッパーの集団がありまして、NEOを支えて頂いています。更なる発展を遂げるために、今回のデベロッパーの拠点を活用したり、今後ワークショップも定期的に開催したいと思っています。日本人の優秀なデベロッパーを輩出していきたいです。
東京のワークショップは、6月23日の土曜日を皮切りに、毎週土曜日開催予定です。
大阪では7月1日を皮切りに、隔週日曜日の予定です。イベント情報はディスコードやテレグラムに随時公開していきますので、ぜひご興味のある方はご覧頂ければ幸いです。”
続いて「超教育協会」のブロックチェーン部門のリーダーの福井さんです。協賛団体には、東大や慶大の教授のほかに、ヤフー、ミクシー、さくらインターネットなどの大手企業も名を連ねています。NEOをパートナーにワークショップを開催されます。
“「ブロックチェーンってなんだろう?」という声が、まだ日本では多くあります。ブロックチェーンが未来でどうなるかは予測できませんが、この素晴らしい技術を適切に伝えていければと思っています。
ワークショップでは、慶応などの大学を活用したブロックチェーンエンジニアの育成をやっていく予定です。そして、ブロックチェーンでどのような事業がうまれるかなどを探るプログラムも用意しています。”
続いて、NEOのデベロッパーの中核を担っているO3です。O3のウォレットは、NEOをベースに作られており、その確かな技術力が評判となり、世界中で多くダウンロードされています。
“今はウォレットをリリースしたばかりで、今後分散型取引所の機能の導入や、ウォレットから直接ICOに参加できる機能も追加する予定です。
それとは別に、今後もNEOのエコシステムのサポートをしていまして、トークンを作ろうとしている個人や企業のサポートもして、スマートコンタクトの基本なども教えていく予定です。
東京有明の拠点ではほとんど常駐しているので、何かブロックチェーン開発について質問がある方は、いつでも遊びに来てください。ウォレットの作り方などもご説明いたします。”
そしてその後、光栄ながらコイン東京もスピーチを行わせて頂きました。今後NEOからは様々なプロジェクトが生まれる模様ですので、取材を続けさせて頂きたいと思います。