BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。6月11日の未明に大陰線を形成し、そのまま価格を73万円台まで下落させたBTCでしたが、その後の値動きでは上昇がみられました。6月12日には76万円台まで上昇をみせます。5月6日以降の下降トレンドラインまで上昇したBTCでしたが、それまでの上昇には大きな出来高を伴うことが出来ず、15日平均線を下回るローソク足の形成が続きました。結果、BTCは下降トレンドラインに押さえ込まれた形で74万円台まで下落することになりました。
次にBTC/JPYの1時間足チャートをみていきます。本日6月12日には再び反落が起きたBTCでしたが、6月11日の大陰線形成以降緩やかに下値を切り上げてきていることがわかります。今後も現在のサポートラインに沿って値動きを続けた場合、6月13日の深夜帯から14日未明には5月6日以降の下降トレンドラインと重なるタイミングが訪れることになります。そのため6月13日の深夜帯~6月14日未明はBTCが大きく動き出す可能性をもつ時間帯ということになります。6月11日の底値形成直後のチャートでは出来高を伴ったローソク足を形成していたBTCでしたが、その後のローソク足では出来高を伴っていません。明日以降も同様のローソク足を形成した場合、二つのラインの収束点では更に下落する可能性が高まります。また仮に大陽線が形成された場合でも、同様に出来高を伴わない場合はすぐに下に叩き落とされる可能性も秘めているので注意しましょう。
73万円台まで下落後のビットコインでは、底値到達直後は出来高を伴う値動きをみせました。しかし本日の出来高は低く、価格も76万円台から再び74万円台まで落とす形となっています。二日間にかけて急落後、大きな反発もみられなかったビットコインに対して、多くの投資者が様子をみている現在の市場にとって明日の夜間帯より明後日未明には大きく動き出す一つのタイミングといえるでしょう。仮に出来高を伴った大陽線を形成した場合、これまで下落傾向であったビットコインにとって反転のチャンスといえます。
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