COIN TOKYO

  • 2018/06/26
  • 2018/06/26
  • コイン東京編集部 新崎優太

JAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCE 2018 TOKYO レポート! ロジャーバー、OKWAVE、セントラリティーコイン東京

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2018年6月26日(火)、日本最大級のブロックチェーンカンファレンス 『JAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCE 2018 TOKYO』のDAY1が開催されました。コイン東京もメディアスポンサーとして支援させて頂いていましたので、イベントの様子を一部始終お伝えさせて頂きます。

ロジャーバー氏(bitcoin.com CEO)

"仮想通貨は経済的自由を促進させる事ができるでしょう。何十億人の生活を向上させて、貧困の底から多くの人を引き上げられます。イノベーションを加速させられるのです。

経済自由とはビジネスを簡単に始めることができたり、自由貿易が可能であったり、通貨の安定性などによって育まれると考えています。通常は銀行口座を開くには、沢山の書類を提出して、やっと承認を得る事ができます。しかし仮想通貨にそのような手続きは不要です。つまりそれは、世界中の誰とでも簡単に取引が可能になる事を意味します。

経済自由度ランキングでは、香港やシンガポールが上位に名を連ねています。下位には北朝鮮やベネズエラなどです。経済大国のアメリカは、実はTOP10にランクインしていません。

経済自由度と人々の生活には様々な関連性があります。例えば、寿命、自然環境、平均給与、乳児の死亡率などです。経済自由度を加速させる事が、人々の生活向上に強く結びつくと考えています。"

その後、ロジャーバー氏からは、現在のビットコインの問題点を挙げた上で、ビットコインキャッシュの魅力に関する説明がございました。

兼元謙任氏(OKWAVE CEO)

"3年前にロジャーバーが弊社を訪ねてきて「仮想通貨やブロックチェーンは凄い事になる」と力説されました。中国の人が日本に来て、1円の飴玉を買うのは難しい。日本の人が、ブラジルで当地のものを買うのは難しい。それはそれぞれの国に法定通貨があるからです。しかし、ブロックチェーンやビットコインは、その難しいとされていた事を可能にします。

30年前に、amazonがインターネット上の本屋を作ろうとして、配送手段や倉庫を作った時には、みんなそれを笑っていました。しかし現代、本当に実現されているのです。

インターネットのセキュリティは、実は非常に脆弱なのです。
例えば、ブラウザは度々とアップデートを繰り返しますが、アップデートは基本的にその人の手動で行われるので、アップデート時間が人それぞれ異なります。アップデートが遅れている人を狙って、ハッカーは悪さを働く事も出来るのです。

インターネットも銀行も中央集権的です。株式市場も、厳重に監査がありますが、不正が行われたりします。しかしブロックチェーンによって、本当にセキュリティを信頼できる時代が来るでしょう。ブロックチェーンによって行われるICOも、現状はほとんどが詐欺と言われていますが、次世代のIPOになる可能性を秘めています。"

アーロン・マクドナルド氏(セントラリティ/Centrality)

アーロン・マクドナルド氏からは、セントラリティに関する説明が行われました。
セントラリティはdAppsのプラットフォームです。セントラリティでは「モジュール」と呼ばれる、開発のツールを活用する事ができ、それにより簡単にdAppsの開発を行うことができます。

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