BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。6月22日以降、68万円台をレジスタンスラインとして値動きしているBTC、6月24日にはレジスタンスラインより大きく反発され64万円台と今年の最底値である価格帯まで下げることとなりました。しかし6月25日には大陽線を形成させ価格を大きく回復させています。更に6月25では一時73万円台まで価格を上昇させる値動きがみられました。しかし1分足でも実践を残さずヒゲのみを残しているという点、急上昇が一部の取引所でしかみられていない点ということから個人による買い注文が入ったと考えられます。イレギュラーな上ヒゲを除いては引き続きレジスタンスラインを突破できずにいるBTC、チャートからは逆head and shoulderの形が形成しつつあり、現在の価格からレジスタンスラインに再び上昇するような値動きがみられる場合、逆head and shoulder完成の可能性が高まります。ネックラインにあたる68万円台を突破することが出来ればBTCにとって大きな上昇が期待できます。逆にレジスタンスラインに再び反発された場合、BTCは再び底値である64万円台まで下落する可能性が高まるでしょう。また一目均衡表を視点に入れた場合、6月25日以降のチャートの値動きでは一目均衡表雲が上昇を阻んでいるようにも見えます。しかし本日6月28日からは一目均衡表の雲は非常に薄くなっており、前日と比較すると上昇しやすい状況にあると考えられます。
また、今回形成されようとしている逆head and shoulderですが、数日前も同様のシグナルを出現させました。6月11日から16日までのチャートです。この時期のチャートでも逆head and shoulderが完成されており、一目均衡表雲の形も非常によく似ています。前回は一時ネックラインを破り、大陽線を形成させましたが、数日後にはそれを上回る暴落が待っていました。前回と同様のパターンが起きると考えるとBTCは現在の逆head and shoulderを完成させ、一時上昇したとしても警戒は必要と考えることができるでしょう。
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