BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。6月30日から上昇傾向であるBTCは7月4日一度大きな下落を起こしました。その後のBTCは200日移動平均線の価格帯となる70万円台で下落を止めます。7月2日につけた大陽線を覆いかぶるような下落を起こしたBTCでしたが、同日7月4日には再び上方向への値動きをみせ7月以降二度目の74万円台接触をすることになりました。今後のBTCの値動きとして6月30日以降の短期上昇トレンドラインで支えられる値動きをみせるのかに注目しましょう。現在74万円台をレジスタンスラインとしているBTCにとってトレンドラインに沿った値動きは今後大きく上方向への値動きをみせるチャンスとなる可能性があります。トレンドラインを割った場合、次に意識される価格帯は7月4日に下支えされた70万円台ということになります。本日7月5日から明日にかけての70万円台は200日移動平均線が位置している価格帯であり、7月4日と同様に下支えとして機能する可能性があります。
7月4日に二度目の74万円台に接触したBTC、対してBTCUSDの買い注文量は反落後大きな上昇を見せていないことがわかります。BTCチャートでは再び上昇方向への値動きをみせていますが、買い注文量が増加していないという点より、大口取引者による売り仕掛けが起きる可能性は今のところ低いと考えられます。
次にBTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。BTCチャートから、74万円台をレジスタンスラインとして、下値を切り上げてきていることがわかります。しかし上値に接触した7月2日と7月4日を比較すると若干7月4日が価格を上回っていることがわかります。7月2日と7月4日の上値接触はどちらも実線を残していない上ヒゲでの接触であり、ボラティリティが高い仮想通貨相場にとって上値を徐々に切り上げているのか、同価格帯で売り仕掛けがされているのかに今後注目する必要があります。今後も徐々に上値を更新する値動きをみせた場合、BTCチャートからは上昇ウェッジのパターンが意識されやすく、今後大きな下落が起きる可能性が高まってくるからです。そのためにも次なる上値の確認は重要と考えられます。
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