ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。6月末まで下落チャートを形成してきたETHは6月30日には0.069BTCと5月以降からの最安値を更新することになりました、その後のETHは軽い反発後長く方向性の見えない値動きを継続させています。7月に入り3日には一度大きな上昇をみせる時期もありましたが、同日の夜間帯には大きく反落、結果イッテコイの形となっています。7月4日以降、レジスタンスラインを0.0719BTC台としてレンジ相場を継続させてきたETH、本日7月8日には大陽線を形成しながら7月4日以降のレジスタンスラインを突破することに成功しています。更に本日の上昇にて5月20日以降の下降トレンドラインも上に抜けた形となりました。今後重要となるポイントとして、本日抜けた0.0719BTC台をサポートラインに変換することができるかという点です。長期的な下降トレンドラインを上に抜けたこともあり、サポートラインとして下支えが起きなかった場合、戻り売りという形で再び大きな下落が起きる可能性があります。また本日の上昇にて7月4日以降のレジスタンスラインは突破したことになりますが、7月3日の上昇時に反落された価格帯、0.072BTC台では本日も反発をみせており、2時間ローソク足では長い上ヒゲを残していることがわかります。過去の急上昇でも反発をみせた0.072BTC台は力強い上抑えとして機能する可能性が高いです。今後この価格帯を突破していくためにもサポートラインはしっかりと確認させていきたいところです。
ETHUSDの買い注文量をみていきます。本日7月8日の買い注文料は大きく急増しており、既に7月3日時の買い注文料を超えています。7月3日では急上昇後、すぐに反落がありましたが、本日のレジスタンスライン突破は強い反発は無く、今のところレジスタンスライン上で推移しています。今後、買い注文量が更に増加した場合、2018年5月7日、5月20時の買い注文量に匹敵する量となります。そのため、ETHチャートにも一時的な反落はみられやすい状況とはなっていきますが、その際にしっかりとサポートラインが機能するかどうかに注目する必要がありそうです。
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