COIN TOKYO

  • 2018/07/12
  • 2018/07/12
  • コイン東京編集部 新崎優太

リップルが元フェイスブックの決済提携部門グローバルディレクターを獲得

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リップル社はそのリーダーシップチームの一員として、元フェイスブック社のグローバルディレクター、カヒーナ・ヴァン・ダイク氏(Kahina Van Dyke)を獲得したことを発表しました。彼女はリップル社でビジネス・企業開発部門のシニアバイスプレジデントに就任します。

元フェイスブック国際ペイメント部門の幹部プレイヤーを獲得

カヒーナ氏は伝統的な銀行業や金融サービス業で豊富な経験を有しています。最も顕著な経歴はグローバルゼネラルマネージャーを務めたマスターカードで、リスク軽減とコンプライアンスフレームワーク設計、タイムリーなサービス構築でその責務を果たしてきました。キャリアの前半はシティバンクで米国からイギリスへ渡り、ドイツ、チェコで様々な役職を担いました。

先月まで2年半、米国フェイスブックでグローバルディレクターとして「金融サービスとペイメンツパートナーシップ(Financial Services and Payments Partnerships)」部門を率いて、新たな決済サービスを提供してきました。

カヒーナ氏は以下のように述べています;
「リップル社は摩擦を減らし、個人や企業により良い選択肢を供給することで、送金の世界を革新させる説得力のあるソリューションを提供しています。業界にとってエキサイティングな時期に、次世代の国際決済を創出する一員となれて非常に幸運です。」

さらに同じ日に、リップル社のチーフクリプトグラファー、デビッド・シュワルツ氏が最高技術責任者(CTO)に任命されました。



「デビッドとカヒーナは共に素晴らしい実績を持ち、リップル社の道を切り開いてくれます。」
デビッド・シュワルツ氏はリップル社の技術戦略と開発を担い、リップル社の製品改良に焦点を当てます。個別の「xCurrent」と「xVia」の機能強化を通して、“RippleNet”全体のリーチとトランザクション・ボリュームの向上に取り組みます。

また、シュワルツ氏のチームは、コミュニティーが関心を寄せる仮想通貨リップル(XRP)にも重要な役割を担います。同社の開設時から進行中のプロセスであるXRP台帳の更なる分権化を進める責任を担う事になります。シュワルツ氏は、XRP台帳の上にアプリケーションを構築するマイクロペイメント企業を開始するために卒業したステファン・トーマス氏の役割を引き継ぐ事になります。

今年5月、リップルの元CTOであり、インターレジャープロトコルの発明者でもあるステファン・トーマス氏はCTOとしてのポジションを辞任し、彼独自のプロジェクト「コイル」を立ち上げていました。コイルのサービスはインターレジャープロトコルを使用してユーザーが作成したコンテンツを収益化するためにXRPトークンを使用します。


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