米国のCBOEとCMEグループが販売する先物契約は、2018年第2四半期に大幅に増加しました。7月12日時点にCBOEでは8月限で1,959枚の契約が締結されており、翌日にまたが積みあがります。CBOEでは、1日あたり2,500〜最大18,000枚のビットコイン先物契約が取引されてきました。
CMEグループのビットコイン先物取引量は通常はCBOEの取引量より少ないのですが、CME(Globex)の契約数も急増しています。12日、CMEは7月分で3,076枚、8月と9月にはわずかな販売を見せています。CMEグループの契約数は平均1,700枚~3,000枚ですが、7月5日には6,739枚に急増してCMEのビットコイン・デリバティブ市場の新記録をマークしました。一方、CBOEは4月25日に記録した記録的な18,000枚以上の契約にはまだ及びません。投資家によるビットコイン先物商品への着実なトレンドが示されることで、CBOEはこれらのデリバティブ市場がビットコインETFへの道を切り開くことを望んでいます。
7月9日、CBOEは米国証券取引委員会(SEC)に申請書を提出したと発表しました。Vaneck Solidx Bitcoin Trust社に提供されるビットコインベースのETFの販売について、SECの承認判断を待ちます。一方、SECはこのETF申請に関する公開ページを設けて世論を求めています。CBOEへの回答期限を「90日以内」としており、SECは8月10日までに新たなETFの承認するか返答する予定です。
ヴァン・エック社のCEOジャン・ヴァン・エック氏は、「我々は規制プロセスを通じて現在進行中の他の現物株バスケットよりも優れたものを構築すると確信している。」と述べています。
「適切に構築され、物理的に裏付けされたビットコインETFはビットコインの価格に影響するように設計され、保険下の商品はビットコインの調達および保有の運用上のリスクから株主を保護するのに役立ちます。」
SECはまた現在のビットコイン先物市場の実績、そしてそのデリバティブ商品の発売時に問題が無かったか調べるかもしれません。ビットコイン先物取引量が急増する中で、これらの規制された市場環境には多くの選択肢があり、投資家は機関的商品を望んでいるようです。そして、ビットコインETFも自然と追随するでしょう。
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