BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。7月17日に6月30日以降のレンジ相場内でのレジスタンスラインである75万円台を突破したBTC、レジスタンスライン突破後はしっかりとサポートラインに転換された値動きをしているのがわかります。本日7月18日には出来高を大きく伴う大陽線を形成、75万円台で値動きをみせていたBTCは一気に80万円台を抜け、現在82万円台で値動きをみせることとなりました。
次にBTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。本日7月18日に価格を急騰させたBTCは、一時高値を85万円台までつけます。この85万円台という価格帯は2018年6月7日につけた高値でもあり、5月29日から徐々に上昇していたBTCを69万円台にまで反転させた価格帯でもあります。本日価格を大きく伸ばしたBTCにとって次に突破した価格帯はまさにこの85万円台ということになるでしょう。本日7月18日の85万円台接触後、一時反落をみせ、現在82万円台で値動きをみせているBTCは今後どこで下支えを起こすかに注目が集まります。7月14日から7月18日までの上昇チャートに対して、フィボナッチリトレースメントを引いた場合、最初のフィボナッチ比率は81万円台ということになります。そのため市場ではまずこの81万円台という価格帯が意識されるものとなりやすいでしょう。
BTC/USDの売り注文量を確認していきます。7月17日まで緩やかに売り注文量を増やしていたBTCでしたが、本日7月18日には売り注文量を一気に減少させました。この大きな減少の中には、本日のBTCチャートでみられた価格急騰によるロスカットのものも多く含まれていると考えられます。本日の急騰により多くの売り注文が無くなったBTCは、今後次なる目標価格帯である85万円台接触や、フィボナッチ比率である81万円台で売り注文量を再び増やしていく動きがみられる可能性が高いでしょう。今後のBTCにとって買い注文量と売り注文量の攻防戦が予測されますが、5月末からのレンジ相場を大きく抜けた本日7月18日は市場にとっても上目線を意識させる状況に変化したのではないかと思われます。まずはBTCの今後のサポートラインとレジスタンスライン接触時の注文量増加率をしっかり確認していく必要があるでしょう。
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