BTC/JPYの15分足チャートをみていきます。7月18日に価格を急騰させたBTCは高値を85万円台までつけます。85万円台接触後は、すぐに価格を反落させ、ローソク足には長い上ヒゲを伴うこととなりました。その後も二度に渡り上昇する値動きをみせていますが、84万4千円台で上昇を抑えられていることがわかります。二度目の84万4千円台接触後のBTCは価格を81万円台まで下げて値動きをみせています。また81万円台接触後のBTCは緩やかに下値を切り上げながらローソク足を収束しつつあることもわかります。7月18日よりこれまでの安値圏から抜け出したBTCは上値を84万4千円、下値を81万円台で値動きすることになりそうです。
次にBTC/USDの注文量を確認していきます。ローソク足は買い注文、対して赤いラインは売り注文を指しています。これまで長く売り注文量が優位になっていたBTCでしたが、8月18日以降、買い注文量と売り注文量の関係性が逆となりました。7月19日以降のBTC注文量では買い注文、売り注文量共に減少傾向であり、ローソク足もこれまでと比較すると短いローソク足が目立ってきました。ボラティリティが高く、急上昇のしばらく後に急降下のようなチャートもしばしばみられる仮想通貨市場ではあります。理由の一つとして、急上昇により買い注文量を貯めた仮想通貨を大口取引者がロスカットを引き起こす程の売り注文をしかけ、買い注文を一気に減らさせる場合があります。しかし今回の急騰後の現在の買い注文量をみてみた場合、買い注文量は決して多くはなく、7月19日に至っては大きな売買幅も見られていないため、買い注文をしている取引者を焼くような急落は見られにくい状況ではあるでしょう。BTCチャートでは急上昇後、一度81万円台で下支えを起こしています。今後も下落時に81万円台でしっかりと下支えする値動きをみせサポートラインとして確率する値動きをみせるかどうかに注目する必要がありそうです。
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