XRP/BTCの2時間足チャートをみていきます。7月17日にレジスタンスラインである0.0000715BTC台を突破する値動きをみせたXRP、一時はレジスタンスラインを抜ける値動きもみせましたが、ローソク足は結果抜けきることができませんでした。レジスタンスラインに反発を受けたXRPは下落方向への値動きをみせます。更に7月18日には大陰線を形成しながら、一気にサポートライン価格まで下落する値動きをみせます。この時間帯、仮想通貨市場では最も主要な仮想通貨であるビットコイン(BTC)が大きく急騰した時間帯です。BTCは大きく上昇しましたが、対してXRPはその値動きに合わせて大きく下落したことになります。そのまま7月18日の値動きでは一日中サポートラインである0.0000690BTC台に接触した値動きをみせます。売り注文の勢いが強いXRPは7月19日には出来高を伴いながらサポートラインを割り大きく下落、価格を0.000065BTC台まで下げることとなりました。
次にXRP/BTCの日足チャートをみていきます。本日7月19日の急落により、今年2018年4月の最安値である0.000069BTCを抜けました。更には3月22日の下ヒゲとして接触した0.0000659BTC台も抜け、今年の最安値を更新することとなりました。今年の最安値を更新したXRP、下方向にて次に意識される価格帯は0.000060BTC台ということになります。底値更新後は一時反発し、上昇の値動きをみせているXRPですが、どこまで上昇をみせるのかどうかに注目する必要がありそうです。
上記図はリップルの取引ペアの比率チャートとなります。現在のリップルが最も多く取引している対ペアは主要仮想通貨であるビットコイン(BTC)となっています。本日7月19日の急落のきっかけとなった7月18日の大陰線形成時、ビットコインのチャートではこれまでとは比較にならない程の上昇をみせています。更にXRP/USDの注文量を確認してみると、7月18日から下方向への値動きをみせているリップルですが、買い注文量には大きな変動はありません。そのため市場では、一時的にリップルからビットコインへ入れ替えている可能性があり、その影響による急落の可能性があります。更に7月14日以降売り注文量は減少傾向でもあるため、今後ビットコインチャートにて下落を示唆するようなシグナルを見せた場合、再びビットコインからリップルへ買い戻す値動きがみられる可能性は十分にあるでしょう。
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