わずか数日前にイオスは2,000トランザクション/秒(TPS)に達しました。その後、連日記録を更新しています。「EOS Network Monitor.io」の最新データによれば、最高値は3,097トランザクション/秒(TPS)に達しています。使いやすさとスケーラビリティを重視した仮想通貨として、イオスは正しい方向に進歩しています。
使いやすさの面では、イオスのプロジェクトでは「読めるアドレス*」と「送金手数料ゼロ」を採用しています。*(human-readable addresses)例;isabella*iov.value.
スケーラビリティは現在、イオスの大幅に進歩している分野です。考慮すべき1つのポイントとして、イオスもチェーン間通信をサポートしている点があります。理論上、複数のブロックチェーンが1つのシステムとして並行して動作できるため、数百万・数千、数百万トランザクション/秒(TPS)に達する可能性があります。
数日前に1,000トランザクション/秒を越えた後、EOSネットワークは3,000トランザクションの記録を破りました。将来的にこの数値はさらに大きくなる可能性があります。
他の仮想通貨を見れば、ビットコイン(BTC)が約7トランザクション/秒、イーサリアム(ETH)が約15トランザクション/秒、リップル(XRP)が約1,500トランザクション/秒です。
主流の一般的な支払い処理プロセッサであるVisaは約2,000トランザクション/秒を処理します。Visaは中央管理的な性質のため24,000トランザクション/秒の処理能力があると主張されており、その限界値を確実に拡大できる可能性があります。
イオス(EOS)に関しては、スケーラビリティの改善を優先してネットワークインフラの分権化を犠牲にしている、と批判されることがよくあります。
イオスでは、委任されたノードによるステークオブステーク(DPoS)のコンセンサス・プロトコルに基づき、ステークホルダーに問題を解決する権限を与えます。16,700を超えるノードを持つイーサリアムとは異なり、イオスは21のブロックプロデューサーがトランザクションを検証します。
ネットワークの弾力性と非中央集権的な性質に疑問を指摘されつつも、イオスは産業規模でDAppsを管理するという目標に向けて取り組んでいます。レディットのユーザー(mikbeze)は以下のように述べています;
「ブロック率分析は、イオスがその帯域幅の0.05%未満でETHトランザクションの100%を実行できることを示しています。スケーラビリティの真のパワーは、B2BアプリがEOS上に構築された時に発揮されます。イオスは大企業が大規模なERP、CRM、またはSCMを実行するための最良の選択肢です。」
関連記事
【Bitfinex/Tether CTO Paolo Ardoino氏に聞く】ブロックチェ...
コイン東京編集部 2020/08/31
NEM HUBグローバルローンチ|ソフトローンチから1カ月で大き...
コイン東京編集部 2020/08/03
Filecoin(ファイルコイン)の今後に注目!上場前に価格上昇期...
コイン東京編集部 2020/06/09
ジェーシービーがブロックチェーンを活用した決済システムの...
コイン東京編集部 2020/05/18
ナスダックがR3 Cordaプラットフォームとコラボ、デジタル資...
コイン東京編集部 2020/04/30
野村総合研究所(NRI)、国内初のブロックチェーン社債を発行...
コイン東京編集部 2020/04/05
日立ソリューションズがコンセンシスと提携!企業向けイーサ...
コイン東京編集部 2020/04/03