ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。7月16日まで緩やかな上昇をみせていたETHでしたが、過去に何度もレジスタンスラインとして機能したことのある価格帯、0.0719BTC台に上昇を抑えられることとなりました。その後のETHは大きく下方向への値動きを開始します。連日陰線を形成し続けてきたETHは、直近最安値である、7月10日につけた0.0675BTC台を大きく下回り、現在0.0620BTC台近辺で値動きをみせています。
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。この3日間に渡り大きな下落を続けてきたETH、フィボナッチリトレースメントを引いた場合、今後下落を続ける可能性のあるETHにとって意識される価格帯は0.0605BTC台ということになります。7月17日以降下落を続けるETHには、現在のところ大きな反発の値動きはみられていません。そのため売り圧力は非常に強いものと考えられ、0.0605BTC台への接触も十分に可能性のあることだと頭にいれておきましょう。
強い下落の勢いを伴っているETHですが、今後大きく上昇する可能性を生み出す要因もみられています。それはETHの注文量です。上記図はETH/USDの買い注文量チャートです。赤いラインは売り注文量の動きを示しています。注文量チャートを見た場合、7月16日以降、ETHの買い注文量は非常に大きく上昇していることがわかります。更には対するETHの売り注文量は大きく減少していることもわかります。下落傾向のETHではありますが、注文量という視点で市場を見た場合、今後大きく上昇する可能性を感じさせます。
ではこれほどまでに買い注文量を貯めているイーサリアムは、上昇の値動きを一切見せず、下落チャートを形成しているのでしょうか。大きな理由の一つとして現在仮想通貨市場ではアルトコインからビットコインへ資金が流動しているという点が挙げられます。7月17日より下落傾向にあるイーサリアムですが、対してビットコインは大きく上昇しながら、これまでの安値圏を突破することに成功しています。買い注文量の上昇が続いているにも関わらず、イーサリアムチャートでは上昇の値動きを全く見せずに下落している理由としてこの仮想通貨間の資金移動だということになります。そのため、今後ビットコインの値動きが落ち着いてきた場合、買い注文量を貯めているイーサリアムは一気に上方向への値動きがみられる可能性は十分にあるでしょう。注意点として、買い注文を一気にロスカットさせる大口取引者の動きも十分に考えられる為、注意は必要でしょう。
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