COIN TOKYO

  • 2018/07/22
  • 2018/07/22
  • コイン東京編集部 (株)しんがり編集部

サークルやコインベースなどの主要な仮想通貨企業のCEOがイーサリアムを評価する理由

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何十億ドルもの価値を持つ大手仮想通貨関連企業の幹部達の多くが、仮想通貨イーサリアム(ETH)をポジティブに評価している様です。

評価額80億ドルとされるコインベース社(仮想通貨取引所)と、30億ドルのサークル社(仮想通貨取引と支払いプラットフォーム)のCEOは、昨年からイーサリアムの成長性と活発なエコシステムに熱意を示してきました。

サークルとコインベースのCEOがイーサリアムを好む

今週、CNBCのファストマネーに出演したサークル社CEOのジェレミー・アレール氏は、イーサリアムブロックチェーンの開発者の「膨大な」活動が、昨年の仮想通貨市場熱狂の触媒の役割を果たしたと語りました。

複数のアナリストによると現在、ETHネットワーク上に30万人以上の開発者が分散型アプリケーション(DApps)を構築しており、5月から毎月5万人以上が新たに参加してきたという。

昨年7月、DNTやREQなどの主要な仮想通貨で使用される、イーサリアムベースの分散型ガバナンスプロトコルaragon(アラゴン)CEOのルイス・クエンデ氏は、「開発者の間でお金のプログラム言語を学ぶゴールドラッシュが起きている」と述べ、まだ億万長者になっていないETH開発者を知らないと語りました。

サークル社のアレール氏は、様々なICOトークンやDAppsのベースレイヤーとなっているイーサリアムは、仮想通貨の長期成長において極めて重要であるという。同氏は以下のように述べています;

「昨年の仮想通貨市場の活況において、触媒作用を及ぼした要素の1つがイーサリアムでした。特にETH上にアプリを構築できた点が大きい。ETH上に新しいトークンを発行することができるようになりました。スマートコントラクト技術を使用して、新しい種類の金融契約を作成できるようになった。それはまた、イーサリアムと競合する多くのインフラ(ADAやNEO)を刺激しました。」

仮想通貨セクターで最初のユニコーンであるコインベース社CEOのブライアン・アームストロング氏は、2017年後半にビットコインよりもイーサー(イーサリアムのネイティブ仮想通貨)を個人的に所有していることを公に発表して以来、ETHに対して一貫して楽観的でした。

昨年のFortune誌による世界で最も影響力のある40歳以下の40名「40 under40」に選ばれた、ブライアン氏のプロフィールは以下のように紹介されています;

「現在、ビットコインよりも多くのイーサー(Ether)を所有しているアームストロング氏は、米国と世界に仮想通貨を広める責務を真っ当する。デジタル通貨を取引する世界最大の取引所として、コインベースの顧客は過去1年間で倍増した。取引量は2017年だけで昨年の合計のおよそ8倍です。」

イーサリアムは不可欠なベースレイヤー

パブリックブロックチェーンと仮想通貨の90%がすでにイーサリアムに基づいているため、多くの数十億ドル規模の仮想通貨関連企業や投資家は、今後数年間のETHの成長を大いに期待しています。特に2層スケーリングソリューションのプラズマとシャーディングの実装が待望されています。

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