BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。7月23日にこれまでのレジスタンスラインである85万円台を抜けたBTC、レジスタンスライン突破後は86万円台まで上昇後、反発をみせ下落方向への値動きをみせましたが、これまでのレジスタンスラインである85万円台でしっかりと下支えした値動きをみせ、そのまま上昇します。本日7月24日には価格を88万円台近辺で値動きをみせています。
レンジ相場で遂に大きな上昇を見せ始めたBTCです。BTC/JPYのチャートでは、85万円台をレジスタンスラインとして強く機能していたBTCですが、対ドル(USD)の場合、7月18日以降のチャートでは若干の相違点があります。上記図はBTC/USDの2時間足チャートです。対ドルのチャートではレンジ相場内での上値は7月19日よりも21日が高く上値をつけていることがわかります。そのため対ドルの2時間足チャートではhead and shoulderが形成されたこととなります。7月23日にはhead and shoulderの三つ目の山を作り終えたBTCでしたが、一目均衡表雲の下支えもあり、ネックラインを割ることはありませんでした。結果head and shoulderを否定したBTCは、大きな上昇の値動きをみせたと考えることができるでしょう。
次にBTC/USDの注文量を確認していきます。7月23日よりレジスタンスラインを突破し、下支えの値動きをみせながら大きな上昇をみせているBTCですが、注文量を確認すると、本日7月24日では買い注文量を大きく減少させ、対して売り注文量を大きく上昇させてきていることがわかります。この減少からBTCは一時大きな下落をみせる可能性が高まっています。買い注文量の減少、売り注文量の上昇にも関わらず、BTCチャートでまだ下落の値動きがみられていない理由として対アルトコインでの値動きが関与されていると考えられます。BTCに対してイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)等のアルトコインは大きな下落を続けています。アルトコインからBTCへ資金が流れてきている最中の現状にて、BTCチャートではまで下落の値動きがみられていない可能性があります。今後BTCが下落をした際に、7月23日以前のレジスタンスラインがしっかりサポートラインに転換される値動きをみせるかどうかを確認していきましょう。
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