BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。7月23日にレジスタンスラインを突破したBTCは勢いよく価格を上昇、本日7月25日には高値を94万円台にまでつける値動きをみせました。94万円台接触後は一時反落、チャートでは上ヒゲを形成したローソク足を連ねています。更にその後は陰線と陽線が入り混じりながら価格を落とし、一時90万円台まで価格を落としました。これまで勢いの強い上昇をみせてきたBTCでしたが、94万円台接触後、チャートでは毛抜き天井の形もみられており、これまでの上昇の勢いを一段落させたようにみえます。
次にBTC/JPYの日足チャートをみていきます。本日、高値を94万円台まで伸ばしたBTC、この94万円台という価格帯は今年2018年5月14日、21日とレジスタンスラインとして強く機能してきた価格帯でもあります。ここ数日間の急上昇にて一目均衡表雲の上抜け、100日移動平均線を突破と、次々と上昇チャートを形成してきたBTCにとって直近最高値である94万円台を上抜けることで更に力強い上昇チャートと市場で判断されやすくなるでしょう。
7月も後半にさしかかり、次々と上昇シグナルを見せ始めてきているBTC、次に突破したい価格は現在の直近最高値である94万円台ということになります。しかしこの94万円台という価格帯は、過去より強力なレジスタンスラインとして機能してきた価格帯です。逆にここを突破することでBTCは更に大きく上昇を伸ばす可能性が高まりますが、既にBTCチャートからは天井を示唆するローソク足も見られ始め、簡単に突破とはいかないかもしれません。更に上昇するための買い注文量も7月24日より減少傾向であり、レジスタンスラインを突破するだけの勢いは今のところ足りないように感じます。既に94万円台接触後、90万円台で下値をつけているBTCはこのままサポートラインを節目でもある90万円台で機能するかどうかに注目しましょう。またその直下にはフィボナッチ比率でもある88万円台も控えている為、90万円台を下抜けされた場合、88万円台で下支えが起きるかどうか確認する必要がありそうです。
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