COIN TOKYO

  • 2018/07/27
  • 2018/07/27
  • コイン東京編集部 新崎優太

CMEビットコイン先物契約の期日は、ビットコイン価格に影響するのか

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CMEビットコイン先物の日次取引量は、新記録となる12,878枚が売買されて、合計64,390 BTC*、想定取引額は5.3億ドルを記録しました。一方で7月27日(金)はCMEグループのビットコイン先物の期日です。過去のデータによると、契約期日前5日間にビットコインの価格は平均7.89%低下していました。市場アナリストによると、期日から6日後に回復する傾向があるという。*5BTC×12,878枚

日次取引高5.3億ドルの記録を達成して、金曜の期日を迎える

先物契約期日前5日間で平均8%下落

先物契約は、機関やトレーダーが将来の資産のパフォーマンスに賭ける取引です。統計によると、毎月の期日までの5日間にビットコインの価格はほぼ8%低下しています。

この傾向はブルームバーグも報じています。米調査会社ファンドストラットのアナリストトーマス・リー氏は、「期日前の10日間で平均18%減少し、6日後には回復する傾向がある」と指摘しました。トレーダーが大量の現物のBTCを所有しながら先物でショート・ポジションを取る場合、期日が近づくと現物のBTCを大量に売却して価格を下げ、先物市場でのショート・ポジションの決済から「かなりの利益」を得られるという。

ビットコイン先物市場への関心が高まる

しかし、この周期は投資家のビットコイン先物市場への関心が大幅に高まったために変化する可能性があります。CMEは最近、こうした投資家心理(センチメンタル)を支持する数字をツイートしました。



「ビットコイン先物の日次取引量は、新記録となる12,878枚の契約が記録され、合計64,390 BTC、想定元本は5.3億ドルを記録しました。」添付のグラフによると、昨年12月の先物開始以来、7月24日時点で375%成長(前月比65%増)しています。

重要な点は?
1、米国でビットコイン先物取引は2017年12月下旬に認められました。ビットコイン先物市場は、現物の仮想通貨市場と比較してボラが低いと考えられています。
2、5月には米国連邦準備制度理事会(FRB)は、ビットコイン価格が最高値2万ドル近くからの下落は、ビットコイン先物の開始に起因していると述べています。


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