COIN TOKYO

  • 2018/07/28
  • 2018/07/28
  • コイン東京編集部 (株)しんがり編集部

仮想通貨投資事業で評価損約94億円を計上したノヴォグラッツCEOは強気を維持

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仮想通貨に特化した商業銀行であるギャラクシー・デジタル社は、2018年第1四半期(1~3月)に1億3,400万ドル(147億円)の損失を出したことを発表しました。

25日のプレスリリースによると、著名なビットコイン投資家マイケル・ノヴォグラッツ氏がCEOを務めるギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)は、仮想通貨の評価損8,550万ドルに加えて、他の投資で2,400万ドルの損失を出し、合計1億960万ドルの評価損を計上しました。昨年12月に設立された同社はまた、営業費用で1億1,000万ドルを計上して、収益から1,350万ドルの損失を見込んでおり、最初の四半期決算報告でトータル約1億3400万ドル(147億円)の損失を計上しました。

同社は1月1日から3月31日までの結果のみを報告し、第2四半期の見通しはまだ明らかにしていません。

仮想通貨市場は12ヵ月以内に8,000億ドル規模に

ノヴォグラッツCEOは、ギャラクシー・デジタル社が2018年に得た進歩を「誇りに思う」と述べています;

「私たちは深い機関知識と専門知識を備えた世界クラスのチームを集め、コアビジネスラインを拡大する上で大きな進歩を遂げました。チームの今後の成長を完全に確信しており、当社はさらにデジタル資産とブロックチェーン産業を機関化する戦略的な立ち位置にあります。」

今週、ギャラクシー・デジタルは、機関投資家向けの仮想通貨担保ローンプラットフォームであるBlockFiに対して5,250万ドル(約58億円)の投資ラウンドをリードしたことを発表しました。

また、23日にCNBCアフリカのクリプト・トレーダーに出演したノヴォグラッツ氏は、仮想通貨市場全体の時価総額が12ヵ月以内に8,000億ドル(約89兆円、現在の約2.7倍)に達すると述べました。規制の確実性が高まり、カストディサービスが充実することで機関投資家が参入するとの見解を示しています。

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