BTC/JPYの15分足チャートをみていきます。7月28日の大陽線形成後、レジスタンスラインを91万円台、サポートラインを89万円台にて値動きをみせているBTC、その値動きにははっきりした方向性は無く、レンジ相場として継続されています。これまで複数回に渡りレンジ相場突破の値動きが見られていますが、全て失敗に終わっています。本日7月30日も91万5千円台にまで上昇をみせましたが、その後反発を起こします。反発の勢いは強く大陰線となり下落の動きをみせました。しかしレンジ相場内のサポートラインである89万円台でしっかりと下支えを起こし、再び上昇をみせています。サポートラインがしっかりと機能したレンジ相場ではありますが、本日7月30日のチャートでは100日移動平均線が200日移動平均線をデッドクロス、更にローソク足は二つの移動平均線を下回る位置となってきました。また本日の上値である91万4千円台ではレンジ相場内で際立った出来高を伴っています。このことよりレンジ相場内の高値では強い売り圧力が生まれている可能性があります。
現在のBTC/USDの注文量を確認していきます。本日7月30日の注文量を確認すると、BTCは再び買い注文量を大きく上昇させてきました。対して売り注文量は大きく減少していることがわかります。現在のBTCチャートでは91万円台~89万円台のレンジ相場の中で、90万円台で値動きをみせています。サポートラインに近い現在の状況で増える買い注文量は、再び一時的な上昇をみせる可能性があります。これまで数回に渡り上昇の値動きをみせてきたBTCは今度こそレンジ相場を抜けたいところです。しかし本日7月30日の91万円台上昇時は出来高を伴いながら強い反発がみられています。そのため市場ではレンジ相場内の高値を狙った売りは今後も継続される可能性があり、レンジ相場脱出は簡単にはいかなさそうです。対してサポートラインもしっかりと機能しています。レジスタンスラインとサポートライン、どちらに抜けてもおかしくない現状の為、今後もBTCの値動きは注意深く確認する必要がありそうです。
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