ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。7月31日に入り0.0543BTC台で一度下落を止めたETHは、上昇への値動きを見せ始めます。上昇チャートへ切り替わりたいETHでしたが、0.0561BTC台に二度上昇を遮られることとなりました。0.0561BTC台をレジスタンスラインとしたETHは8月に入ると、7月末の底値を更に更新します。本日8月3日には0.0541BTC台にまで下落しました。底値を更新したETH、その直下には今年2018年の最安値である0.0537BTC台も近づいてきました。8月も底値を更新し続けているETHにとって、今年最安値への接触は十分に有り得るでしょう。本日の底値更新後は一時反発をみせ、上昇の値動きはみられています。直近最安値へ近づいてきているETHにとって、突破したい価格帯はレジスタンスラインとして機能している0.0561BTC台となります。しかしその前に突破したい要素としては一目均衡表の雲が挙げられます。7月に起こった急激な下落の一つの要素として一目均衡表の下抜けというものがあります。そのため今後一目均衡表の上抜けという要素は上昇トレンドへの転換の兆しとなりやすい状況ではあります。現在の一目均衡表の雲は決して厚いものではありませんが、雲の直上にはレジスタンスラインも控えている為、雲を一時的に突破した場合でも、レジスタンスラインに抑えられる場合があります。その場合、一目均衡表の雲の圧力も加わり、強く下へ押し出される可能性があります。
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。下落が続くETHは今年の最安値である0.0537BTC台も非常に近づいてきたことがわかります。今後0.0537BTC台に接触した場合、一時的な反発はみられる可能性が十分にありますが、大きな上昇を伴わない場合、下落方向への値動きが継続される可能性があります。また日足チャートでは100日移動平均線が200日移動平均線をデッドクロスする可能性も高まっています。長期移動平均線でのデッドクロスと今年の最安値を大きく下回るという状況が重なってしまう場合、ETHは更に急激な下落もあり得るので注意しましょう。
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