BTC/JPYの1時間足チャートをみていきます。8月12日の大陽線をきっかけに下値を切り上げ始めていたBTCは8月13日には8月以降の下降トレンドラインを上に抜ける値動きをみせました。下降トレンドラインを上抜けしたBTCではありますが、直近最高値である72万円台を突破することができませんでした。レジスタンスラインを72万円台で機能させたBTCは8月14日未明には再び反落を開始します。下落後のBTCは一時下降トレンドラインである69万円台で下落を止めようとする値動きこそみられましたが、売りの圧力は強く、大陰線形成後、一気に下降トレンドラインよりも下に位置する値動きをみせました。一時期下降トレンドラインを上抜けし、上昇への期待が高まっていたBTCではありましたが、下降トレンドラインを再び下に抜けたことでBTCの市場では戻り売りが働いたと考えられます。本日の大陰線形成時の出来高も非常に高い形をとっています。出来高を伴う大陰線により、結果BTCの8月11日の底値である67万円台を大きく更新し、65万円台まで下落することとなりました。
次にBTC/USDの注文量を確認していきます。ローソク足によるチャートは買い注文量、赤いラインによるチャートは売り注文量を示しています。本日8月14日、底値を大きく更新させたBTCは現在、非常に売り注文量を貯めてきていることがわかります。対して買い注文量は大きく減少させてきていることもわかります。買い注文量と売り注文量の差を非常に大きくさせ始めたBTCは、近々大きな値動きがみられる可能性が秘められています。このまま売り注文量を貯めて行く場合、BTCのチャートでは更なる下落の可能性もありますが、上昇のシグナルや、買い注文量の増加により、現在の売り注文量を大きく減少させるような値動きをみせる場合、BTCチャートにとってトレンド転換の兆しとなる可能性も秘められています。
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